オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
4.06
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本棚登録 : 1298
感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713503

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ5作目。
    紺が大学を去った事情、研人の卒業、蔵の蔵書の秘密等、今回も四季折々の出来事を優しい語り口で読ませてくれます。
    このシリーズは作中で登場人物達がちゃんと歳を重ねていくのが良いですよね。
    双子のように育つ鈴花ちゃんかんなちゃんの成長も読んでいて微笑ましい。
    研人の卒業式は読み手のこちらもじーんとしてしまいました。

  • いやぁLOVEだねぇw
    最近毎回うるっとさせられてる。
    いいねぇw

  • 図書館にて。
    話がまた大きくなってきて、楽しめた。
    子供たちが成長していくのも楽しい。
    次の巻が楽しみ。

  • シリーズ5作目。
    一冊一冊読み進める毎に、どんどん堀田家の一員になったような気持ちになります。
    『マイ・ブルー・ヘブン』の後だからでしょうか、かずみさんが、堀田家の中にいるのが、感慨深いです。

  • 心の中の安住の地となりつつある堀田家!今回はかなりディープな堀田家の秘密が明らかにされます。さらに我南人の運命にもある動きが…
    堀田家の危機に「ここでこいつが!」という助っ人が現れる、という展開はお約束とわかってはいても時に涙を誘うし、予定調和の素晴らしさを教えてくれます。だから安心してその世界に浸れるんだよなー^^ただ、我南人のロッカーとしての立ち位置は、いくら物語とはいえおおげさすぎかと。ずっとロックを聴いてきた人間にしたら、日本人のミュージシャンが世界でそれほどリスペクトされる、というのはありえない。そこだけが、笑ってスルーしがたいものでありました。
    次作からの展開が、さらに楽しみです!!!

  • LOVEだねえ。
    人が集まればいろんなことがあるけれど、LOVEだねえ。

    って、思ってしまう。。。

    展開がめちゃくちゃだけど、ほんとLOVEだねえ。

  • 8/21読了 評価のみ

  • 東京バンドワゴンの第5弾。
    子供が大きくなるのは早いなぁ、なんて、まるで自分の実生活の様。
    家族の抱える問題に一緒に関わった様。
    それでも華やかさはやっぱり小説。

  • 図書館で借りる。研人くんが、我南人さんに話す場面で涙。気分は甥っ子の成長を喜ぶ伯母さんでした。いつも思うのは「情けは人の為ならず」とこの事だろうと。親切とお節介の線引きは分からないが、誰かのためを思って行動する人の周りには、同じように思ってくれる人がいるんだろう。

  • ハマりました。
    きちんと時間が進んでいくことが、こんなに美しい話があるってことが嬉しい。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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