- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713510
感想・レビュー・書評
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お気に入りの本屋さんの「選書の旅」で選んだ本。ちょうど群ようこさんのエッセイを読んでみたかったのでびっくり!出逢いだなぁ。
群ようこさんの生活エッセイ。仲のいいお姉さんの話をうんうん、わかるわかる…とお茶を飲みながら聞いているような気分になる、親しみのあるエッセイだった。
自分の今後にも重なる部分があり、痛いとこつかれた…っという気分にも。
自分が生きやすいように、楽に生きるには、それなりの苦労ももちろん必要なんだ。と、良い感じに現実を見せてくれる。
がんばらない。
しがみつかない。
むりしない。
漢方の先生、わたしにも紹介してほしい…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
是非和漢の先生を紹介して頂きたく。
フリーで書く仕事(私は描くだけど。そしてまったく売れ度合いが違うけどw)をしていると頷ける。
高祖母、曽祖母が知っている食事、憧れるわ。自分も一人だったら間違いなくやってる。 -
「ぬるい生活」に引き続き、ぬるい、というか、ガツガツしてない枯れた?穏やかな生活ぶりにホッとする。50代にしては枯れすぎでは?と思わなくもないのだけれど。あと、エコを考えて一時お風呂をやめてシャワーにしていた、っていうのとか、ちょっとマジメすぎでは?世の中、何歳になっても元気はつらつ、とか、いくつになっても夢を持ってがんばってる、みたいな人の話が目立つなか、健康、食事、お金、老後、親兄弟とのいざこざ、なんかを正直に語ってくれる人がいると、なんだか友達みたいな気がする。
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群さんのエッセイってひところほどには読まなくなったけど、段々と年を重ねてこられて、落ち着きのある世界を構築されているようなのが今回の大きな発見でした。1人暮らしだから、自分のためだけに食事を作るわけで、私にも覚えがあるけど手を抜こうと思えばいくらでも可能・・。でも、冷凍物と出所がわからない安いものでつくられた安いランチを食べるよりは、自分が炊いたご飯と自分が選んで買ってきた材料で作った野菜炒めでお昼を済ませたほうがいい、と言われているところでは、うんうん、ホントだよね!!!と。でも、自然食レストランの胡散臭さや、重さ、きまじめさへの抵抗感にも頷けるところが大きく、結局はシンプルな素材でシンプルに調理する日々の話には、なんかすっごくしっくりくるものがあった。着物買いまくりで有名なお母さんのあれこれとか、そのお母さんと弟さんが住む家のローンを群さんが月に30万円も払っていたり。かねがね、これは酷いなぁ、と思っていたのだけど、群さんが怒りながらもそれも含めてネタみたいに軽い調子で書かれていたのが、今回は本当に怒っておられて、逆に、ほっとしてしまったはなぜかな。^_^;
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小説やエッセイで有名な群ようこさんのエッセイです。表紙の猫のイラストがとてもかわいい。中も猫への愛情がつまっています。猫以外の話だと、家族の愚痴など、著者と同年代じゃないと共感しにくいかも。歳をとったらこんな感じ? 一人暮らしだとこんな感じ? と思いながらゆる~く読むといいかもしれません。
(YA担当/なこ)平成30年2月の特集「ねこねここねこ」 -
2018.1.7読了
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猫の絵可愛い(^ω^) 「基本に立ち返る」参考になるなあ。この薬剤師さんのとこ行ってみたいかも。痛いのほぐしてもらうのって後が気持ちいいもんなー。掃除の話もなんかわかるわ〜♪(´ε` ) 便利グッズだと楽しくなるんだよね。
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群さんの日常エッセイ。最初は月毎に因んだエッセイで進むのかなっと思ったけど、そうでもなく(笑)群さんのダイエットや老後、貯蓄や趣味などの事が書かれてて、自分の将来を連想させられて考えさせられる(笑)
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小説すばる掲載のエッセイ集。相変わらずの群家。かつて読んだエッセイでご実家の新築事情を知り「どうしてそこ迄できるのか?」と憤った記憶があったが、再びその感情が蘇ってしまった。ご友人と老後の暮らしを約束しているらしいが、実行に移すとなるとやはり困難らしい。その希望を「三人暮らし」などの物語に反映させているのかなぁ?などと想像した。
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飼い猫中心の、各月々のエッセイ。