- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715668
感想・レビュー・書評
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2014.9.28読了
卵子老化から結婚を考え始めるアラサー。
なんか、現実っぽいけど淡白な文体がよりシビアなテーマだと言う感じがする。
明日は我が身?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説なのよね?ずっと垂れ流しの愚痴に付き合ってる感じがした。こんな結婚話ばかりじゃないと信じたい。
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結婚についてグルグル悩む主人公。
所々、共感できる部分はあるものの、テンポが合わなかったのか、文章が合わなかったのか、ちょっとしんどかった。
起伏があまりなかった分、最後の展開が唐突すぎて、読み終えた瞬間、目が点になっていたと思う。豆鉄砲をくらった感じ。。 -
テンポの悪さが私には合わず流し読み。
ただ、自分と年齢も同じぐらいで、同じような考え方で結婚に悶々としている主人公には親近感を覚えた。 -
誰もが陥りがちな結婚観について綴る一冊。28歳という微妙な年齢の主人公を中心に描いていく。(1)知らないままにいる間は知らなくてもいい話が、知ってしまった後では動かしようもない事実に変わる
(2)女にとっての結婚は多く「男と結婚する」ではなく「自分の結婚と結婚する」
(3)ありきたりの結婚というものがなくなってしまった現代で結婚を考えるということはそのことによって出現する、自分の新しい人生のステージを考えるということで、人生を考えることであり、人生を考え直すことなのだ。 -
まるで「結婚」という物体があって、そのまわりをウロウロしたり、つっついたり、遠巻きに罵倒したりもしながら、それが自分に損のないものなのかを確認しているような、そんなお話。
文章のテンポよさ相変わらず。特に、元彼の嫁悪口を友達に話たくてたまらない場面のグルーヴ感といったら!
千葉育ちの主人公が、東京の女に対する敵意、嫉妬をむき出しにするさまが、こっけいでかわいい。
橋本治は、いまでも女子の味方であることに違いないが、小顔、小顔いいすぎやw 確かに、美人、などのワードを使うより、はるかにリアルなんだけれどね! -
卵子老化の話からはじまったので、どんな展開になるのだろうとワクワクしたが、20代後半の倫子がどうしたら結婚できるのか? と延々と悩むストーリー。
ま、確かに、この年代だと延々と悩むのかもしれないが、ストーリーとしては面白みがないわ。
自分のやりたいことをやっていれば、縁はできるのではないだろうか。
レタス畑でいい人が見つかるといいね。 -
のっけから「卵子の老化」の話である。20~30代の女性は同じ年頃の男性とは違う時計を持っている。
28歳の倫子と花蓮は会社の同僚だが花蓮には「結婚しよう」といってくれる男がいて倫子にはいない。結婚したいのに相手がいない。
同じようなグダグダした話が続き、倫子と花蓮の間の会話の空気感がいかにも「女の話」なのだが書いているのは66歳の結婚しない男なのだ。 -
28歳の倫子と花蓮の結婚、卵子老化から話しが始まる。太陽爆発が面白い。最後は、「私は結婚出来る。私の相手はそこにいる」
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なぜ結婚できないのか、どうしたら結婚できるのか
その答えはないけれど。
女が結婚しなくても生きていける時代、、、でもできるものならしたいのが結婚かもね
考えてできるものでもないもんな
卵子の老化についてなんて、学生時代に教えてもらったっけ。なんて思いながら。