- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087747911
感想・レビュー・書評
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常野シリーズ三作目。このシリーズに白い感じのイメージを持っている人は注意したほうがいいかもしれません、今作はどこまでもグレーな感じです。
「裏返し」たり「裏返され」たりするあの話の続きです。読んでる間にふと、なんでこんな不安な感じの話を読んでるんだろう、という気になったりしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後まで世界観がほとんど明らかにされない。
でもスラスラと読めるところがすごい。
暗くて不明瞭。
登場人物の誰にも感情移入できない。 -
常野物語シリーズの一話。良質のファンタジーであり、ホラーっぽくもある。読み応えがあった。
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常野物語だから、って期待して買ったら、気持ち悪かった…。『光の帝国』のオセロゲームは良かったんだけどな。設定もちょっと難しくて、ちゃんと考えたいんだけど、なんか気持ち悪くて読み返す気も起きず古本屋へさようなら。恩田陸は当たり外れあるのがある意味スリル。
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短編オセロゲームの時のが好きだったけど、緊迫感と暗い感じは健在。
最後ごちゃごちゃっとして訳わからなかったけど、恩田陸らしいっちゃらしいっすな -
相変わらず世界の構築がすごく巧い方でした。
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『光の帝国-常野物語-』の中の「オセロゲーム」という短編の続編。
視点がいろいろ変わる上に日付も前後するので、飽きずに読み進めることができました。
でもなぜか読んでいると不思議な恐怖感に・・・
あまりにドキドキしすぎて度々休憩を入れたほど。
とにかく、面白かった!