- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087754223
感想・レビュー・書評
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シリーズものと知らずによんでしまった。前作ほぼ覚えてない。名前だけかろうじて見覚えある程度。ミステリの結末はあっさりだけど、森博嗣節がとても興味深い。金持ち論とかスープ論とか。ドローンが出てくるのがさすが。
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Only the Darkness or Her Kiss~僕・頸城悦夫は元同棲相手の水谷優衣からの依頼で,IT長者・ウィリアム・ベックの本を書くためのインタビューで有名な避暑地の別荘にやってきた。友人の赤座都鹿からポルシェを借りた。広大な敷地にはヘリポートもあり,ウィリアムは急用で東京に出掛けており,息子のアンディもいない。妻のサリィとアンディの恋人・シャーロット・デインはいるらしいが,実際に言葉を交わしたのは家庭医のロジャ・ハイソンだけだ。ヘリコプターが帰ってきて,若い女性の悲鳴があがった。僕が会った直後に銃で撃たれたらしい。警察が来て取り調べが始まるが,凶器は見つからず,犯人が外に出た形跡もないため,凶器を持った犯人がいるに違いない。執事の松田・庭師でヘリの操縦士で技術者でもある柴村光一と,その妻・庭師の三代目・寛美,運転手の佐伯,寝泊まりしている不動産会社社長の北澤宗佑と娘・真理亞がいる。執筆のためのインタビューを始めて数日後,泣いて口を押さえてアンディの部屋から出てきたシャーロットを見かけた後,アンディに話を聞きに行き,テニスに誘われてプレイした後,城のような建物でくぐもった銃声が響き,鍵の掛けられ音楽がかけられた遊戯室で,シャーロットの射殺体が見つかった。入口のドア上の窓は開いている。凶器はどこに隠されたか? 敷地内の建物は隈無く高橋率いる警察の捜査陣が調べたはず。捜索されている中で動いていて対象にならなかったのはドイツ製の芝刈り機だけだ!~「ゾラ・一撃・さようなら」と同じシリーズなんだろうけど,中身を覚えていないなぁ。最近の森先生は,「僕はそう推理したけど,真実は別にあるかも知れないよ」という態度で,まあ確かにそうだけど…良いのかなぁ? まあ読みたい人がいるんだから良いんだろうけど
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わー日本において、これほど由緒正しいイギリス的マナーハウスな設定!と読んでて心地よかったです。執事や刑事さんまで完璧や、と。うーん何故に最近の作者の文章は、こうまで心地よいのでしょうか。
一応シリーズものだったのですね、前作も読んでみよう。 -
2015/5/14読了。
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外国の探偵物語を読んでるような、そんな感じ。想像つかないくらいの金持ちの、想像つかないくらいの別荘で事件はおきる。
探偵は女性にもてるし、しかし、問題を抱えてるし。
引きずり込まれました。 -
著者の小説は古い(10年くらい前とか…)小説を読む事が多いので、発売された当時のことを思い出しながら読んだりするんですが、今回は新しい!今年2月発刊のやつ。
ストーリーにも今時のものが登場している!
それはさておき、内容はいい意味でいつも通りな感じ。
主人公はだいたいどの小説も思考が似ていて、やはりこれは森博嗣本人なのではないかと思う。
いつもに比べて多少パンチが弱かった感じはします。 -
なんだろう、内容にビビっとくるでもなく、無理して最後まで読んだような……。
あたしの理解力不足!?
森博嗣さんと言えば『すべてがFになる』を書いた人だよね?
こちらも読んだことはないけれど、確かドラマ化されてたよなぁ〜。