菊池亜希子のおじゃまします 仕事場探訪20人

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 619
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087807127

感想・レビュー・書評

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  • あっこさんの綴ることば、やわらかなまなざし、可愛らしいイラスト、だいすき。
    好きなものを素直に好きだと言い、誰と比べるわけでもなく、向き合って生きている人はかっこいい。
    素敵な人ばかりで、私もこんな風にかっこよく、優しく生きていきたいなと思った。

  • 2015.4
    みんなおもしろいこと考えてやってるな。自分の好きなこと、やりたいことを言い訳しないで楽しんでやってるから、どっしりとそこに存在感を放って生きてるんだな。
    そして、あっこちゃんのファッションはやっぱりいい。自分の中にあるセンス。私も楽しみたい。完全聞き役に回ってもっと自由な感じでもよかったなって思ったり。

  • おじゃまする相手に合わせてファッションを変えたりお土産を選んだり。イラストもかわいい。

  • 菊地亜希子氏が色々な職業の方々の仕事場にお邪魔して対談する!という素敵な企画の本です。対談する方々も豪華で、菊地氏のお洋服&お宮も素敵です。

  • 菊池亜希子さんが20人分(19名+菊池さんご自身)の仕事人を訪問してインタビュー、職場の様子を写真とイラストでまとめた仕事場訪問記。
    人当りの良さや程良く肩の力を抜いた柔らかい雰囲気を持ちつつ、インタビューの内容も、手の込んだイラストも、可愛い洋服も、美味しそうなおやつも(!)、真摯に向き合ったからこそ、こだわり抜いたこの1冊が出来上がっていると感じる。
    インタビューする際は相手が主役。その一歩引いた姿勢も好感が持てた。

  • どの仕事場も主の人柄が表れていて、風通しのよい職場で、好きな音楽を聴いて、小腹が空いたら選りすぐりのおやつを食べて、素敵な物たちを生み出していけたらどんなに幸せだろう…と妄想。
    クリエイティブな能力を持っているって本当に羨ましい。

  • 糸井さんの、
    「人の大人の部分に感謝し、子供の部分を面白がる   」
    自分も人もそう思えば受け入れ幅が広がる気がする。
    皆川さんの、
    なんにもないよ、のからっぽと
    たくさん入るよ、のからっぽ。
    物事の意味は一つだけじゃない。
    自分が感じてることと実際は必ずズレがあるもの。
    甲斐さんの、
    自分の美意識をしっかり持つこと、それが乙女。

    その他、目に焼き付けたい物文写真イラスト多々。
    菊池亜希子という人の魅力に一変に引き込まれた。
    そんなに上手ではないDIYをやりたくて仕方ない。
    この人は物や人や景色や動物の良いところに気づき引き出す能力に長けている。

  • ぎゃー。かわいい。。
    図書館で借りたけど、買うべきか。

    あっこちゃんの服はもちろん、各仕事場にある小物や手土産や、ことごとくツボです。
    百面相クッキー販売しないかなあ。

    皆さんそれぞれ魅力的なんだけど、最後のあっこちゃんの仕事場に一番興奮しました。
    もう一回読もう。

  • 相手をリスペクトしている気持ちが伝わってきた★訪問する時の服装に手土産、仕事場のイラストや会話など素敵要素が随所にちりばめられてて読み物としても楽しい。こんな仕事も人生も楽しめちゃう方々のお仲間に入りたいものです。

  • 様々なジャンルの著名人の仕事場探訪記。「LEE」連載時に何度か読んでいて、あっこ、振り幅広がる一方だな~と感心しきりでした。一冊にまとまってみて…内容は勿論のこと、装丁、紙質、隅々までこだわりぬかれていて、雑誌連載とはまた印象が変わってびっくり!期待を裏切らない出来上がりです!
    糸井重里、小川洋子、船越桂、皆川明、細野晴臣…たくさんのクリエイターとのおしゃべりは、ひとつひとつのエピソードが興味深く、刺激的。個人的に嬉しかったのは、大好きなくらもちふさこだな~。一緒にお絵描きしたりって贅沢すぎるでしょ!やわらかな雰囲気がとても素敵な人でした。
    さすが建築学科出身なあっこ、詳細な仕事場の間取り図は見ごたえあり。私、間取りを見るのが大好きなので、ツボでしたわ~。そこにかわいいイラストもびっしり描き込まれてて、とにかく見どころ盛りだくさん!なので、今回は一気読みせずにゆっくり内容を咀嚼しながら楽しみました。あっこのイラストは勿論大好きだけど、彼女が丁寧に紡ぐ言葉もじんわりと心に沁みてくる。この出会いを大切にしてるのだなということが伝わってきて、読む側の胸もあったかくなるのだ。そして、ページ下のちっちゃなスペースだが、仕事場のBGM紹介にもそそられました。意外なセレクトもあり、そこからクリエイター達の素顔が透けて見える感じがしたな。
    巻末の「おじゃまします」の服と手土産の写真もまた嬉しい。あっこチョイスは全てが素敵すぎる!こだわりのおしゃれは、訪問先を意識した個性的な柄や色遣いで独特のバランスがお見事。そして気になったお土産多数。特に「開運堂」の白鳥クッキー、食べてみたいのよね。
    19人の「おじゃまします」に続く、「いらっしゃいませ」のあっこの部屋紹介も何度も読みました。「0655と2355はよく見るよ♪」のコメントには私も共感(自分と『好き』な部分が重なると嬉しいもんですね)。プロフィール「女優、モデル、ときどき作画」の「作画」の仕事がずいぶん増えてきてるのではないか、だから「仕事場を別に借りたら」と言われるというのも納得はする。でも、このあっこテイストはこの部屋から生まれているというのもよくわかる。自分の「好き」で満たされているからこそ、ね。
    つくづく、これからが楽しみな人だよあっこ。彼女を含め、本書で紹介された、暮らしと仕事の境界線がいい感じに溶け合ったクリエイター達の毎日…自然体で、きらきら輝いていて、本当に憧れます。

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著者プロフィール

女優・モデル。1982年岐阜県生まれ。モデルとしてデビューし、その後、映画やドラマ、CM、舞台などで女優としても活躍。主な出演作に映画『森崎書店の日々』『グッド・ストライプス』などがある。著書は『菊池亜希子ムック マッシュ(VOL.1〜10)』(小学館)、『へそまがり』(宝島社)、『好きよ、喫茶店』『続・好きよ、喫茶店』(ともにマガジンハウス)など多数。

「2021年 『こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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