- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087860023
作品紹介・あらすじ
カレー・牛丼・食べ放題・餃子・ハンバーガー・ラーメン・弁当・スーツ・メガネ・液晶テレビ・生命保険・マンション・海外ツアー・自動車…TV、ラジオ等で人気の流通ジャーナリストが明らかにする、気になる商品"本当の原価"。
感想・レビュー・書評
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読んでいると金子さんの顔が浮かびます。
楽しそうに語りかけてくるような読み口です。
内容はセコロジー。でも王将やサイゼリアはやっぱりすごいんだなあ。 -
青山の2着目が半額にできるワケ、生命保険の原価、自動車価格の値引きの構造など、日頃から疑問に思っていた商品の価格構造のすべてが明らかにされている。商品ごとに具体的企業名も明示されており現実と完全にシンクロ。非常にわかりやすくストンと腑に落ちる。賢い消費者としての眼力を養うことができた。
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いろいろな商品値段の構成要素に関する解説本。
各業界の原価や利益に対する基本的な考え方や、各種チェーン店の戦略が、わかりやすく書かれていて面白く読めた。金子氏のテレビと同じく楽しく読める一冊。 -
著者の知識,経験に基づき,様々な商品,サービスの値段から,原価等を分析した本。
1つ1つは興味を引くものもあるが,雑誌の連載コラムをとりまとめたものであるため,全体として同じような話が繰り返されたりして,全体としての体系的な分析にはなっていない。
趣味的におもしろおかしく読むにはよいかも。 -
カレー・牛丼・食べ放題・餃子・ハンバーガー・ラーメン・弁当・スーツ・メガネ・液晶テレビ・生命保険・マンション・海外ツアー・自動車…。ものの値とは本当に奥深いものですね。
この本を読んだのはまったくの偶然で、モノの原価ってどうなっているのかなと。そんな気持ちで読んでいました。で、実際読んでみて目からうろこがまた落ちましたね。みんなが大好きなカレーや牛丼に始まって、猫の目のように価格が変わるガソリン、2着目からは無料になるスーツがどこをどうやって利益を出して、どうやって、コストカットをしているのか、というのが具体的な数字とともに記されていて、よくもまあ。ここまで調べ上げて書いたもんだなと筆者の努力には頭が下がりました。
よく、『企業努力』という言葉を耳にしますが、1円、2円を身を切るような思いで削減して、利益を出していたり、タバコの約6割が税金など、衝撃の事実が次から次へと出てきます。でもやっぱり一番インパクトが強かったのはアダルトDVDの原価でしょうか?この本に言うと3000本売れれば採算が取れて、25%が女優の出演料だそうです。でも、これは一部の名前が売れたクラスの女優で、しかもそんなに長く続けられる仕事ではないので、長期的な観点からすると、疑問が残ります。
こういう『コスト感覚』が身につくと、たとえば、食事で店に入ったときでも、色々と頭が回ってしまうので、純粋に店の雰囲気や味を楽しめなくなってしまうのが、少々難どころではございます。 -
様々な商品の原価を紹介している本。
様々な商品について、原価費、人件費、利益等の商品価格に対する比率が書かれていて面白しい。
すべてを鵜呑みにすることはできないが、読んでおくと話のネタにすることができる。 -
いろいろなものに対して、原価を意識するようになった。
なかなか面白い。 -
2011年2月
川口市立図書館で借りて読みました。