- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088720715
感想・レビュー・書評
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幽白やハンターはあまり好きでは無いが、レベルEだけは好き。この作者はこういう漫画描いてるのが性に合っていると思う。見開きに文字いっぱいでも面白いってすごい。
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王子の性格の悪さや頭の良さが際立つ、冨樫さんの力が存分に発揮された作品だと思います。
もちろん、古い作品なので少し絵は違いますし、舞台となる世界も「過去」であることを感じる場面もありますが、今読んでも「古さ」は感じない、ステキなSF短編集だと思います。 -
この漫画、まぎれもなくSF
ジャンプでの連載とは思えないほどスパイスの効いたストーリー
富樫先生には長編よりもこうゆう短編をもっと大量に生産してほしかったな(遠い目) -
私の殿堂入り漫画です。
漫画とは思えない緻密さ。 -
4話、5話の『Crime of nature…!』が秀逸。父と兄弟ののたった3人で地球に辿り着いた宇宙人。彼らは好きな異性を食べたいと言う欲求に因り、異性(女子)を食い、食った男性が受精し子供を産む種族。好きだからこそ食べたい。知的生命体であればあるほどこの矛盾に苛まれながら食べたい欲求に逆らえない…恐ろしいまでの悲劇がドライに描かれている。地球人の女性とは受精できない為、生き残り3人は絶滅するしかない、が、食べたいと言う欲求は残るのだ…
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傑作漫画だと思う。
どれもこれもすごい。考えさせられて、だけどこの作家さんの趣味が詰め込まれてて。
3巻しかないのに、すごい。一生手放したくない漫画。 -
SFコメディ。3巻完結でこの完成度は素晴らしい。富樫センセイの作品を初めて読みましたが、思わず「天才だ…」とつぶやいてしまった。
どうしてもバカ王子のインパクトが強いけど、周囲の登場人物も何気なく成長していて、王子不在の回も物語がちゃんと成立している。泣ける、笑える、驚く。感動の基本パターンを一通り味わえる。
好きなのは王子を出し抜いた唯一の人物、ルナ王女。いい夫婦だな。 -
最高傑作
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上質濃厚。
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表紙やタイトルがとっつきにくくて敬遠してましたが、評価が高いので読んでみました。なるほど。たしかに面白い。作者の代表作である幽遊白書やハンターハンターと比べて派手さはなくて渋めなので、少年時代に読んだらイマイチだったかも。大人の今だからこそ面白いのかもなぁ。
代表作のようにだらだら続く週刊スタイルと違って、連作短編になっているので、起承転結がコンパクトにまとまっていて完成度が高い。他の方も指摘しているように、この作者はこういうスタイルの方がいい作品を作れると思われる。でもま、週刊誌で長編人気作が描ける人はそっちの方が稼げるからね。作者も出版社も。というわけで今作は希有な名作と言えるのでは。