うしおととら (7) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1991年11月18日発売)
3.86
  • (42)
  • (27)
  • (60)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 498
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091224873

作品紹介・あらすじ

▼第12章「遠野妖怪戦道行」▼第7話/妖怪ども、とらと一鬼の決戦をみる▼第13章「おまえは其処で乾いてゆけ」▼第1話/包丁を持った死▼第2話/史代と詩織▼第3話/鬼面の下▼第4話/三角の塔へ▼第5話/おまえはそこでかわいてゆけ▼第14章/「鎮魂海峡」▼第15章「汝 歪んだ夜よりきたる」▼第1話/男▼第2話/夜
●登場人物/蒼月潮(住職の息子で妖怪を操る主人公)、とら(潮の地下室に500年もいた妖怪)、中村麻子(潮の同級生でしっかり者)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 友人から面白いと聞いていて、学生時代に購入した漫画。未だに実家の本棚に置いてある。実家に帰るたび読み返している。
    内容は本当に面白い。序盤は『ゲゲゲの鬼太郎』のようにただ妖怪退治をする漫画かと思っていたが、中盤から終盤にかけてはフィナーレに向けてストーリーが加速的に盛り上がっていく。特にフィナーレが最高で、あれだけの登場人物をだしながら、うまくまとめている。
    藤田さんの漫画は今のところハズレがなく、キャラクター、ストーリー、インスパイアの3大要素でどれも高得点な漫画が多い。画が駄目だという人もいるが、読み始めれば気にならないはず。
    特に『うしおととら』がオススメ!

  • この巻はとっても熱くなります。

  • 「おまえはそこでかわいてゆけ」
    と言うのはどの話で見たのか忘れてたけど。
    うしおととら7巻だったか。
    香上、片山はいいキャラクタしているな。

  • 蜀崎ェュ縲ゆク?鬯シ蟇セ縺ィ繧峨?縺ィ繧峨?蜍晏茜縲ゅ◎縺ョ蠕後?√ヲ繝?メ繝上う繧ッ繧偵&縺帙※縺上l縺溷、ァ蟄ヲ逕滉コ御ココ邨?→荳?邱偵↓豕翫∪縺」縺滓羅鬢ィ縺ァ縺ェ縺セ縺ッ縺偵↓蛹悶¢縺溽諺縺ョ螯匁?ェ繧呈サ?ョコ縲ょ?鬢ィ縺ク貂。繧矩搨蜃ス騾」邨。闊ケ縺ョ縺ェ縺九〒霆「隕?@縺溯飴縺ィ縺ィ繧ゅ↓莠。縺上↑縺」縺溯飴髟キ縺ョ蟄ォ螽倥↓蜃コ莨壹≧縲ら函縺肴ョ九▲縺滄?壻ソ。螢ォ縺ョ縺九◆縺ィ縺ィ繧ゅ↓莠。縺崎飴髟キ縺ョ辟。蠢オ繧呈匐繧峨☆縺薙→縺ォ謌仙粥縺励?∫┌莠九↓蜃ス鬢ィ縺ォ荳企匣縲ゅヲ繝ァ繧ヲ縺輔s縺悟?逋サ蝣エ縺励※蛹サ閠?↓蛹悶¢縺溷精陦?鬯シ縺ィ謌ヲ縺?r郢ー繧雁コ?£繧九?
    繧ェ繝弱?繝医?縺檎ァ?騾ク縲ゅ?後″縲阪?蜊頑ソ?浹縺」縺ヲ縺ョ縺ッ縺輔☆縺後□繧上?

  • 少年サンデーコミックス

  • 旅先でしりあったおかしな二人組の協力を得て、うしおは難事件を解決。 そこへ今度は、夢に導かれた少女が、うしおを訪ねてきた。 函館行きの船に乗りこんで、いま、海峡を渡る!!(Amazon紹介より)

  • とらちゃんが自ら「とら」宣言した名巻。
    宿の女将さんが昔仲の良かった猿に鈴をあげたことで始まった悲劇は人間と動物の距離についての教訓を思わせる。仲良くしきれない寂しさ。でも人間通しでも変わらないものだと思う。同じ人間でも女将さんを友達のいない子にしていたのは同級生だ。でもその同級生が悪いわけではない。女将さんが仲良くなれたのが子猿だっただけで。誰が悪いんだろう、と思うとその答えが見出せなくて途方にくれる。猿は、人間になる方法を探す内に人間のハラワタの旨さに目覚め妖怪となってしまった。だから潮が殺さねば成らなくなってしまった。どうしてその業を潮が背負わねばならないんだろうか?
    正義感の詰まった潮と、彼のせいではない業のストーリー。それを生んだ人にも丸で悪意のなかったはずの業を、潮は清算していく。
    香上と片山お兄ちゃんとの出会い、歩お姉さんとの出会い。
    潮は、自覚なしに常に誰かの罪を清算していく。それが主人公らしくていい、という意見もあるだろうが、私は彼がストーリー上背負って解決していく業が中学二年生の男の子には重すぎるように感じて辛い。それを飄々と強がる潮は少年漫画のかっこいいヒーローだけれど。でも思う、あなたが(私が)潮の立場で潮のように気高く強く妖怪に向かっていけますか?と。Yesと言える人間は少なかろう。
    潮は、言えるのだ。どんな場所でも。そう思ったら、Noとすらも。
    誰にも引っ張られずに、居場所を言える。それが潮の強さなのだ。
    後半の飄さんがかっこいい(>_<)相変わらずの結婚してほしさ好き〜〜笑

  • 青森編でどどーんと、アスパムが出てきたのにおおー。と。東京タワー!みたいなメジャー中のメジャーというわけでもない地方の建物が丁寧に描いてあるとちょっと嬉しい。
    でも秋田人としては、途中の秋田の夜景があんまり秋田っぽくない気もする。。。
    「なまはげ」への間違ったイメージの刷り込みにならないことを願う巻(笑

  • なまはげに化けたサル・・・
    秋田だからわざわざなまはげになったのか?
    サルでもじゅうぶん怖い。

    ヒョウさん、最初よりも表情が少し柔らかくなってて好感が持てた。

  • おまえは其処で乾いてゆけ、鎮魂海峡、汝 歪んだ夜よりきたる。秋田、青森、津軽海峡、函館へ。所縁の地が登場する嬉しさ。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田和日郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×