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みんなの感想・レビュー・書評
「人間の憎悪は消えますか……?」
どうだろう?消えるんだろうか?消せるんだろうか?
トビオと比較されるアトムは見ていて辛い。
一緒じゃなくてもいいと言ってあげてください。
私もおまえが好きだと言ってほしい。
初っ端からネタバレですが…。
予想通りではありますが、とうとうヘラクレスまで死んでしまいましたね…。
天馬博士とトビオを模したアトムとの関係も、物悲しい…。
嫌われていると思いながらも、それでもアトムを創ってしまったのだな、と。
核心に迫り始めていますね。
これからどうなるんでしょう…。
『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」をイラク戦争への皮肉を織り込みつつサスペンスにまで昇華させた名作。ところどころに登場する手塚ファンへのサービスが嬉しい。何だかんだで浦沢直樹は絵がうますぎる。手塚作品の登場人物が、面影を残しつつ浦沢化しているところはもはや芸術。ロボットや未来の街のデザインも芸術。
物語の構成上仕方がないことだけれども、どんどんロボットが殺されていく展開は悲しい。良質の映画を観終わった後のようなカタルシスあり。
4巻からだいぶ日が経ってしまいました・・・。浦沢さんのミステリーは、途中からついていけなくなることがお多いんですが、今回も例に漏れずな感じになってきました(苦笑)
人間は嘘をつく。神は人間など信じてはいない。神にとって、人間は失敗作だったのだ。
逃げちゃダメなんだ。
心に高性能もへったくれもあるか。
世界の人口、60億と同じ数の人格を分析してプログラミングする。なんて話が面白い。「ありとあらゆる選択と可能性をその人工知能に詰め込んだんだ。そのロボットは何にでもなれるんだ。怒りんぼ、弱虫、泣き虫、努力家、勉強家、勇者 それとも天才、殺人鬼。」そのロボットは目覚めることがかなかった。複雑すぎて60億の人格を趣味レートするには無限の時間がかかる。偏りこそが混沌をシンプルに完結するプログラムだ。
偏りを個性と呼ぶんでしょうが、それがないと脳は機能しない。
ここへきてゲジヒト刑事の過去が明らかとなる。
激しい【憎しみ】によって人間を殺していた!
殺した相手はKR団の男の兄。反ロボット精神でロボットを殺しまくっていた人間だ。
科学省の学者によって消去されたメモリーが完全に蘇った。
そしてアトム誕生秘話もあり。
プルートゥと対決したアトムは…。
アトムを憎みながら愛している天馬博士。
そして、彼は、人格的にはどうであれ、天才です。どんなにお茶の水博士がいい人でも、「天才」というのは、そういう人格とは違うところにある。
そういう物語を、もうすでに手塚治虫はかいていたことに気づきました。
彼が作った「完璧なロボット」こそが……?

だんだん悲しい方向に行ってますねぇ。





