スプライト (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.49
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本棚登録 : 477
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091830579

感想・レビュー・書評

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  • サバイバルもの・パニックもの・SFものなどがお好きな方におススメです。
    絵がキレイで読みやすいのもマル。
    サバイバルもの、パニックものなどの心理描写は人間の極限時の本性が剥きだしになって、えぐくて心臓バクバク…なのが多く、読んだ後の疲労感が半端ないですが、コチラはパニックの対象(?)が「黒い水」という「時間」なので、登場人物達同志のいがみ合いが少なく、仲間の結束もあり、読後感が悪くないのもいいです。
    タイムスリップもあり、今後の展開がますます気になる!

  • 3.11前の漫画だけに、なにか暗示的で怖いはなしでした。

  • “時間”をテーマに扱っているSFは数あれど、この作品はその“時間”が、“黒い
    水”という特徴的な表現になっています。

    “黒い水”は万物に時間を与えながら街から街へ移動し、生命は歳をとり死んでゆ
    くが、何らかの理由で“時間”が見える人間は、それから逃げることで、歳をとら
    ずに生き続けることができるそう。私たちは知らないうちに“黒い水”に浸かって
    いるということですね!

    主人公スーとマンション最上階の住人たち、そして屋上に潜んでいた、何百年も
    “時間”から逃げ回っている子ども達が、過去や未来に(なぜかマンションごと)
    タイムスリップするお話です。どうやらこの子ども達が物語のキーになってくる
    ようです。

    スーたちは自分たちがいた時代に戻るため、子ども達はそれぞれの目的を果たす
    ため、協力したり争ったりしながら、生き残り合戦を繰り広げてゆきます。

    巨大昆虫と戦ったり、戦国武将と戦をしたりと、バトルシーンも豊富。異常な状
    況下で、登場人物たちが、いかに恐怖や葛藤を乗り越えるか、自分の保身に走る
    か仲間を助けるか、厳しい選択を迫られる場面が何度も訪れます。さまざまな危
    機に直面して、強く成長したり、臆病になったり、どんどん変化してゆく心のよ
    うすに注目です。

    現実ではへタレ、ゲームの世界では最強のおじさん。終始ビビリながらも、ここ
    ぞで男と大人の意地をちら見せするそんなおじさんがお気に入りです。

    まだまだ物語りは途中なので、ここからの展開に期待☆です!

    ハラハラドキドキミステリー&サバイバルアクション的なものが読みたい方にオ
    ススメです!

  • 最新刊いっこ前まで読了済み。

    建物毎タイムリープしていく、
    SFというよりパニックものだが、
    絵の迫力、繊細さ、上手さでぐいぐい読ませる。
    登場人物もいい。
    ワンレン美少女がどれだけ好きなんだ!
    と思うけど笑

    後半に進むに連れて、おじさんの引きもこもりキャラはなんだったのか…
    と思う。
    理由は納得したし、秘密もあったけど、
    なんか、今となってはおじさんの存在感ない笑
    やくざかっこよすぎ!
    ほれてまうやろー

    未来編が特に好き。
    おじいさんこどものインパクト、
    それでもこどもを欲するところのえぐさが最高だ。

    やくざと、じぶんの家見回りに行くエピソードも好き。
    湖でじゃれあって、
    やくざがうふふ、ってなってるところ。
    こいつおもろいな。

    時間から逃げてる子供たちもいいよねー
    なんとなく、漂流教室的な、中身大人の見た目こどものアンバランスさ、純粋さがとても良い。

    全く先が見えないが、うまく着地して欲しい。
    正直今の展開は先が見えなすぎ。
    未来編でひっぱってもらってよかったのになー

    ちなみに、これで「石川優吾すげえ!」てなって「よいこ」読んだら別にすごくなかった。
    スプライトだけ異常にすげえ!

  • 彼氏オススメの漫画。
    設定がタイムリーというかなんというか。
    漂流教室みたいな感じ。
    どうやって展開していくのか気になる。

  • 「時間」がキーワード

  • んー、ちょっと一巻だけだと話が漠然としている所で終わってしまって、
    気に入らないと先に進まない気が。

  • お試しで読んで続きが気になって。設定が凄く面白い〜!続きが気になって仕方ありません。

  • 『人間は本来は死なねえんだよ。”時間”を与えられなければな』というところが発想元のよう。

    福島前だから許されるような津波風の事件で押し寄せた水は 時間の水であるというSFチックな展開。いろいろ考え出すものだ。いろんなスタイルのコミックが登場してコミック界は充実してる。

  • なんか漂流教室思い出した。
    子カバをさらって親カバに追われるシーンは笑えた。
    キリちゃんかっこいいよキリちゃん。

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