MONSTER: おかえり (16) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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本棚登録 : 1217
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091852762

感想・レビュー・書評

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  • ▼第1話/屋根の向こうまで▼第2話/友情の答え▼第3話/タクシードライバー▼第4話/無関係な殺人▼第5話/赤ん坊の憂うつ▼第6話/恐怖の足音▼第7話/ヨハンの足跡▼第8話/殺し合い▼第9話/父さん母さん▼第10話/おかえり●登場人物/天馬賢三(脳神経外科医)、ヨハン・リーベルト(他人の命をもてあそぶように奪う“怪物”)、ニナ・フォルトナー(=アンナ・リーベルト、ヨハンの双子の妹)●あらすじ/事故により負傷したところを、偶然通りがかった歯科医ミランに助けられたテンマ。テンマは静養中、ミランの部屋の壁に、自分が追跡中のペトル・チャペックの写真が貼られていることに気付く。それを疑問に思うテンマに、ミランは、ペトル・チャペックと自身との関係を語り始める…(第1話)。▼テンマを前にミランは、ペトル・チャペックが同郷の幼なじみで、かつて親友だったと告白する。さらに、彼をドイツへ呼んだのは自分だとも。そして、ペトル・チャペックに殺された人々の復讐のために旧友の暗殺を決意したミランは、テンマの制止を振り切ってその実行へ向けて行動を起こす…(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/エヴァ・ハイネマン(テンマの元婚約者)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局警部)、Dr.ライヒワイン(テンマの理解者)ペトル・チャペック(メガネの男)●この巻の特徴/ヨハンとニナの出生の秘密が遂に明らかにされる!

  • 読書録「MONSTER16」5

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p82より引用
    “ただし彼には、東から西へ、養子のあっせ
    んをしていたという噂がある……
    早くいえば、子どものいない西の金持ち相手
    に、東の子供を売りつけていたんだ。”

    目次から抜粋引用
    “屋根の向こうまで
     友情の答え
     タクシードライバー
     無関係な殺人
     赤ん坊の憂うつ”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     事故で負傷し、歯医者に手当をしてもらっ
    たテンマ。その歯医者がヨハンを利用しよう
    とする男の命を狙っているその理由とは…。

     上記の引用は、殺人犯に殺された貿易商の
    裏の仕事について。
    養子縁組が善意だけで行われていないのは、
    現在も同じようですが、政治的混乱の中だと、
    相当酷いことがされていたのかもしれません。
     ヨハン、ニナ、テンマ、孤児院に関わる
    人々。全ての人物と物語が、結末に向けて動
    き始める巻です。

    ーーーーー

  • どうして泣くんだ 僕には全然わからない

  • 図書館の本

    出版社 / 著者からの内容紹介
    ヨハンとニナの出生の秘密が遂に明らかにされる!

  • 病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。

    物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。

  • 感想は18巻にて***

  • 天馬ギザかっこよす(●´∀`●)ノ
    やっぱ先の読めない浦沢まんが最高ですww

  • 最初のちょっとした出来事も、実は深い意味があったりします。いろんな観点で楽しめる漫画。

  • 読みなさい。つべこべ言わず。

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