ありがとう 上 (ビッグコミックス ワイド版)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 195
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091857712

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。

  • 崩壊してる家族のおはなし。
    心温まるホームドラマ、ってわけじゃないんだけど、
    こんな形の家族もありなんじゃないかな。こんな父は嫌だけど。

    「ステーキハウス 死んだ牛」ものすごくセンスを感じた。

  • 連載当時の(あるいは今もなお続く)ありとあらゆる社会問題が「どんだけ詰め込む気やねん」というほど詰め込まれた傑作。この作者独特の、人を食ったような演出によって、常時どえらい事態に瀕した危機的家族光景であるにも関わらず軽快に話が進んでしまうのがすごい。そして家族は衝撃の結末へ。

  • これは読んでいて心打たれた。気がする。お父さんの白々しさがこの漫画のいいところを引き立てている気がした。

  • 【2008/10/01】
     家族とは何か?を問いかける漫画。上下巻。
     父親が単身赴任している間に、長女が家で監禁レイプされる。母親はアル中で意志をなくし、次女は裸の写真をばらまかれる。そんな家に帰ってきた父親は古い価値観のままの”家族”を維持しようとし、余計に家族を崩壊させていく。

  • 「ペリッ」と皮膚をめくったとき、そのさりげない肉体の苦痛が、暴漢された記憶を呼び起こしてしまう。唐突なシーンから始まるため冒頭は痛々しいけれど、本当は素敵なお父さんを中心とした家族の物語。泣けます。

  • 重くて悲しい物語。お父さん、頑張らんと駄目だね。完成度の高い傑作。

  • 設定が面白い。

  • リアルタイムで連載を読み、単行本も購入した。何もかもが鳥肌もので、最終回ももの凄く良い。山本直樹の傑作のひとつ。丁度この連載時期の「時代」を上手く描いていると思う。

  • 衝撃的でした。

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著者プロフィール

カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 
専攻=映画理論・日本映画
Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015).

「2019年 『転形期のメディオロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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