ルサンチマン (4) (ビッグコミックス)

  • 小学館
3.52
  • (15)
  • (30)
  • (62)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 312
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873040

作品紹介・あらすじ

▼第36話/まりあ▼第37話/激突▼第38話/わかめ酒▼第39話/江原▼第40話/帰れない二人▼第41話/選択▼第42話/覚醒▼第43話/喝采▼第44話/宣戦布告▼第45話/結束▼第46話/ドクター▼第47話/土壇場▼第48話/決断▼最終話/さよなら●主な登場人物/坂本拓郎(ボーナス時のスーパーソープランドだけが生き甲斐の30歳。工場勤務。ゲームの中では高校時代のルックスを使用)、月子(拓郎が購入した美少女ゲームのキャラクター。その正体は現実と仮想現実を逆転させるという伝説のソフト『ムーン』?)●あらすじ/脂肪吸引施術のためと聞かされ、拓郎に10万円貸した同僚・長尾まりあ。後輩の女性に「アンリアルの女に彼氏をとられた」という話を聞くが、"アンリアル"という言葉にピンとこない。その日、拓郎が三日間も会社を無断欠勤していることを知った長尾が拓郎の家に行くと、窓に石コロを投げている越後がいて…(第36話)。●本巻の特徴/酒の酔いも手伝って、長尾と付き合うことになった拓郎。一方、江原に拉致された月子は、自分が『ムーン』であることを告げられ、その気になれば現実世界を消滅できる能力を持っていることを知る。拓郎に捨てられたことを恨む月子は、現実の拓郎を殺して仮想現実の拓郎を"本物"にしようと企むが…!? 異色バーチャル・ラブ・コミック、ここに完結!!●その他の登場人物/越後(拓郎の旧友。引きこもり。拓郎に美少女ゲームを教えた先輩格で、ゲームの中では美男子「ラインハルト」に変身)、長尾まりあ(拓郎と同期の女性社員。営業職) 、江原(仮想現実世界で人類滅亡をたくらむ"第九帝国総統"。その正体とは…?)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 超男性目線。
    多分女性は共感出来ないのではないかと思う。

  • 切なくてやばい。男は最低だ。

  • うーん。デビュー作だからか。ちょっと力みすぎたエンディングだった。しかし、花沢健吾の「力み」が今後、花開くのだ!

  • 交錯するリアルとアンリアルの世界。現実味のある近未来。

  • 完結。
    拓郎30歳、青春が終わる。
    唯一の拓郎への救いだったのかもしれないが、
    それがいまひとつ。感動っぽくみせて、そうでもない所がミソ。
    些細なことだが、全体的に若干強引ぎみだけどまぁこんなもんだね。
    最後に駆け足すぎたかも。

  •  

  • アイアムアヒーローがあまりに途中すぎて、この作者の完結した話が読みたくて手を出したのだが、気がつけば夢中で読んでしまった。
    元々こういった、仮想現実と現実をテーマにしたSFが好きなので、そういう嗜好の人は面白く読めるのではないだろうか。
    (ただ、性描写が結構きついと感じたので、注意が必要かも。)
    あらすじを整理してみると結構ありふれた話なのかな、という気もしないではないが、今の日本の閉塞感の延長線上に描かれた話なので、設定や描写が妙に生々しく、思わず引き込まれてしまった。
    (特に、現実を悲観した「非リア充」の中年が、欲望や悲しみのはけ口を仮想現実に求める様がリアルだ。)
    ただし、途中から終盤にかけて、ちぐはぐな展開や性急な伏線回収が目につき、非常に惜しいと感じた。
    (ネットで調べると3巻途中で打ち切りが決定したとのことなので、いたしかたないところか。)
    今後第2部があるとすれば、是非読んでみたいと思った。

  • この作者は「ここまで酷い実際に奴いるのか…?」とまで思わせるようなキャラを描くよね

  • そう遠くなさそうな未来の話。こんな世界なら堕落する。たくろーは楽そうな職場でいいと思う。話の作りとしては2巻後半から3巻の展開が面白かった。ラストは少し急すぎる。現実>仮想という結論だったが最期は救われているのだろうか。

  • 作者もはっきりと言っていますが、これは越後が最高にカッコイイ漫画です。主人公が諦めたことはすべて努力で解決できますが、越後は努力でどうにもならないことを悟ったのだと思いました。間違いなく越後は(家賃滞納でゴミ屋敷だが)良いやつ。ラインハルト様がかっこいい。

  • 久しぶりに漫画でウルルときてしまった。
    笑いあり切なさあり、愛があって良かった。
    花沢健吾の傑作ではないでしょうか。

    ラストあたりのコマを注意深く観察してから表紙絵をまた見てみよう。
    きっとまた感動する。


    そして、この最終巻は決して読む前にカバーを外さないように!

  • パワーがある

  • 読み終わった後に表紙をみると泣ける。
    「生まれてきて、ありがとう。」

  • 全巻買って最初読み始めたときはミスったと思った。
    しかし、はまる。
    読み終えた時には大好きな漫画になった。

  • エロゲだとかネトゲにはまっている人なら感動すること間違いなし。
    ファンタジーを妄想する人も楽しめる。
    でも、そうじゃない人には痛いだけかもしれない。

  • ホロリとさせられました。この巻では色々驚かされたり、考えさせられました。最初はこんな大事になるとは思わなかった。ところで、越後って本当に死んじゃったの?カバーの裏見たら位牌が・・・。最後ちょっとカッコよかったのに。

  •  <A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091873049/houtouoperaha-22"><IMG src="http://www.h-opera.com/img/200503/2005033101.jpg" height="240" width="171"></A><BR>
     そんなわけで様々なオンラインゲームが統合されたシステムの中で人工知能の恋人相手に現実逃避な恋愛漫画、終了。<BR>
     怒涛の展開だったわけですが、その辺はいずれ熱くオタ百で語ります。<BR>
    <BR>
     <IMG src="http://www.h-opera.com/img/200503/2005033102.jpg" height="243" width="320"><BR>
     いやもうとにかくラインハルト様がかっこ良過ぎる!(笑)<BR>
     戦争ゲーム系のプレイヤー軍とRPG・ギャルゲープレイヤー連合軍が大平原で雌雄を決っせんとするシーンはもう熱々ですよ。<BR>
     戦車が撃つ! 魔術士が結界でそれを弾く! 攻撃魔法で粉砕する!<BR>
     そしてラインハルト様の雄姿に胸を熱くしてラストは思わず涙ですよ。<BR>

全19件中 1 - 19件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×