辺獄のシュヴェスタ (2) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 170
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873255

作品紹介・あらすじ

不屈の少女の修道院暗黒活劇、第2巻!

16世紀神聖ローマ帝国。罪なき賢者が「魔女」と呼ばれた時代。
魔女狩りで天涯孤独になった少女・エラは
「魔女の子供達」が集められる女子修道院に収容された。
絶大なる権力を誇る修道院内で
少女達への虐待と洗脳が横行する中、
エラは修道院総長への復讐心で繋がった相手と…!?


【編集担当からのおすすめ情報】
第1巻発売時から話題沸騰の本作、第2巻です!

「私はあんたを背負わないし、あんた達が私を背負うことも望まない」
「あの女にはきっと天罰が下る。それを見たいの」
生き延びるため、復讐を遂げるため、己の仲間を作るエラ。
決して屈することを知らないエラの成長を御覧ください!

感想・レビュー・書評

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  • エラ達と他では目付きが全然違う~と思ってたら、演技中は目付きを柔らかくしていて何か安心した。

  • 苛酷な復讐劇が好きな人には堪らない物語。

  • 16世紀神聖ローマ帝国。罪なき賢者が「魔女」と呼ばれた時代。
    魔女狩りで天涯孤独になった少女・エラは「魔女の子供達」が集められる女子修道院に収容された。
    絶大なる権力を誇る修道院内で少女達への虐待と洗脳が横行する中、エラは修道院総長への復讐心で繋がった相手と…!?

    夜間に修道院の外にでる抜け道をゲットできたエラ達が、いよいよ逞しくなってきて目が離せない。
    テアという新しい仲間も増えて、順調な様だけどヒルデの頼りなさは確かに弱点になりやすそうで危惧するのは仕方ないかなぁ。でも彼女は彼女なりに努力して、懸命に皆の役に立とうとし始めたので、是非ともこのまま仲間としてやっていってほしい。
    皆の過去もちらちら出てきて、家族皆いい人たちばっかりで、本当に魔女狩り酷いな…無実の人ばっかりじゃんね。
    ここにきて総長を討とうとする外部からの男性の登場で、これは強力な味方にと期待したんだけど…ああ、思ったより早かったなぁ。
    エラが見込みありと思われるのはいいんだけど、目立ってしまうのは避けた方がいい気もするし、難しいところ。

  • ささやかでも希望が見え、問題のある新人も過剰なストレス源ではなく、でもまあひっくるめて状況は厳しいが、それでも全力で前を見ている、と読みやすいバランス。エラは目つきの悪さを何とかしないといつかしくじらないか。

  • 復讐心を持ち続けるのも大変だろうに、エラは凄まじいな…。

  • むちゃくちゃおもしろい!どん底での不屈の復讐劇はまだ続く。今かなり続きが楽しみな漫画のひとつ!

  • 第二巻。相変わらずどす黒いいろんな感情を必死にもがいてあがいている感じが良い。誰かを蹴落としたって自分が生きたいという気持ちの葛藤等がとてもいいですね。今回は特にシビアな雰囲気が出てきていて、これからがどうなるのかがワクワクする展開でした。引き続き楽しみです。

  • 祈りは届かず、弱者は踏みにじられ、無惨に打ち捨てられ、絶望さえも生温い。どんな逆境にも決して屈することのない少女エラ。賢く立ち回り、強固な意志で突き進む。
    修道院のLSD入りの食事を拒絶し、食糧は狩猟採集。総長を狙う同志の暗殺者には慈悲の顔剥ぎを。復讐のためならどんな残酷な代償も払うことを誓う。
    壮絶です。

  • 修道院内での暮らし、仲間も増え、抜け道も確保し、囲まれた高い塀の秘密も明らかになり、抜け出す用意を進めつつ。暗殺者との交錯。その力を、賢さを、自分が幸せに暮らすために使え、と言われ、彼は自分の失敗するものの、エラは進むことをやめない。

  • すごい。面白い。
    ヒルデを見捨てかけたカーヤが、その後ヒルデを見つめる視線が優しくて、一番好きなキャラになった。
    エラとテアが食べ物を吐けなくてお互いのおなかを殴り合うシーンがとても印象的。
    ランベルトの話はとても重い・・・。
    エラの賢さで総長様に復讐できる日がくるといいなぁ。

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