- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885388
作品紹介・あらすじ
望的に無垢な殺し屋「よるくも」登場!!
この[世界]には、上・中・下、がある。
富めるものの住む[街]。
貧しいものの住む[畑]。
その下に、深く、暗い[森]――。
[畑]でうまい飯を出す高岡飯店。看板娘のキヨコは、
母をささえながら店を切り盛りするはたらき者。
ある日、店の常連の“裏の仕事の手配師”中田の頼みにより、
[森]からやってきたという殺し屋「よるくも」の毎日の
メシの面倒をみてやることになった。
「よるくも」は[森]に使い捨ての子供として生まれ、
感情を持たず、痛覚を持たず、読み書きの知識を持たないままに育ち、
中田の指示により殺しの仕事を日々こなす青年。
キヨコとよるくもが出会うことにより、[世界]は少しずつ壊れはじめる――
圧倒的に鋭利な新才能が描く、愛と暴力の悲劇、開幕!!
【編集担当からのおすすめ情報】
イッキ誌上新人賞イキマン受賞者の漆原ミチ氏が
今持つ力を全開にして描く連載デビュー作品です。
富者が貧者を、貧者が極貧者を踏みつけて生きる世界
=人間の本質が暴露される舞台の上で、
「食う」こと、「殺す」こと、「生きる」ことという人間の営みの
最大のテーマを描くことに挑戦しています。
絶望的なまでに無垢な殺し屋「よるくも」、
彼の横顔のイラストのカバーです。
是非、読んでみてください!!
感想・レビュー・書評
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キャラは悪くは無いけど展開の遅さが疲れるかな
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2014/5
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昏い。目を凝らしてしまう。
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思っていたより面白かった!
暗い雰囲気が今後どうなるのかドキドキさせる。
ハッピーエンドだといいな。 -
1~5巻(完結)まで読了。
街~畑~森の格差と差別、その残骸の捨てられた子供=虫。
痛みを無くし感情を持たない虫の殺し屋。
自分の周りの世界だけを見て明るく生きていた少女。
2人の変化と世界との折り合いのつけ方が描かれている。
ラストまで読んで幾つか考察は出来るけど控えるとして。
最後のあとがきで先生が思った事は表現出来ていると感じた。
めし、いのち、いたみ、簡素だけど誠実な描き方。
賛否はあると思うけど、読んでから自分に問えば良い。
自分なら街~畑~森で、どの場所の住人だろう?と。
街かな?と思ったら共感はしないと思う。
暗い中の何かを見つける物語が好きなら楽しめます。
個人的に良い作品でした。 -
まだ導入部で判断が着かないが、先を読みたいと言う衝動には駆られる。こう言う構造の話は他にも色々あるので、搾取する側・される側、命の価値を理解せずコントロールしている側・家畜の様に命を扱われる側、と言う作品は。よるくも(小辰)がキヨコと出会って「人間らしくなっていく」作りになるのか、それ以外の方向へ行くのか、とりあえず続きは読みたい。
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思っていたよりグロかった…
苦手なわけではありませんが、驚きました。
暗いし不気味な人がたくさん出てくるのになんとなく惹かれます。まだ1巻しか読めていないので続きが楽しみです。 -
希望と絶望が隣り合わせ・・・。