昭和天皇物語 (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
4.12
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本棚登録 : 717
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897176

感想・レビュー・書評

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  • 幼少時のご養育掛足立タカとの話が丁寧に描かれていたのは好感を持った。けど、昭和天皇幼少期の私の大好きなエピソード…海に小石を投げ込んだのをみて魚がびっくりしないかと心配したり、タヌキを見せようと係の者が箱から出したら周りに変われている犬たちがいっせいに吠えたて、タヌキが恐れてぶるぶる震えているのを見てかわいそうだから早く巣に戻してやれと命じられたり、生来からの慈しみ優しさのある性格だという話が載ってなかったのがとても残念。乃木希典とのエピソードも火鉢に当たる迪宮に外で駆けたらあったかくなりますよと叱咤激励したり、継ぎの当たった服はちっとも恥ずかしくなんかないと質実剛健の精神を教えてくれたりと良い話なのに何故かこれも載ってないし…?(゜゜;)あと迪宮が学友たち皆が尊敬する人に明治天皇をあげる中、一人だけ源義経をあげる、理由は明治天皇の事はよく分からないが源義経のことならタカがよく教えてくれるから…と。この後乃木に何故明治天皇をあげなかったと叱られてしまうんだけど、要するに迪宮は周りの空気を読んで意見を変えたり大人の喜ぶような答えをしようとは考えなかったのですよね。あくまでも素直で率直。まあ、戦時中迪宮が民間人だったら真っ先に思想犯としてしょっぴかれそうな気がしますが(笑)人にお上手をいって自分を取り繕おうとしない率直さは後々帝位についても引き継がれてゆくのですね。

  • 明日は終戦記念日韓国は光復節。終戦後マッカーサー元帥と昭和天皇会見で国民に責任はない全て私の責任であり私の一身はどのようになろうと構わないので援助をお願いしたいと。令和の新時代昭和を振り返ってみるのもいいかもとブックオフセールで購入しました。

  • 漫画でも結構史実に忠実らしい

  • 今まであまり知られてこなかった昭和天皇の生涯を描いた漫画。皇孫(明治天皇の孫)から始まるところが、時代を感じさせる。

  • トップが変われば組織は変わる、当たり前なのに気づかず

  • テレビで面白いマンガだと紹介されていたので読んだ本。書店に置かれているのが以前から気になっていた本。昭和の歴史に詳しくなくても楽しめたマンガだった。このマンガを読んで、東宮御学問所のことを初めて知った。

  • とても読みやすく、わかりやすく描いてあります。

  • 旦那が読んでいて私も読んでみた。
    昭和天皇の幼少期からを描いた漫画。1巻は養育係の足立タカとの関係、明治天皇の崩御、そして、東郷平八郎を総裁とした高輪東宮御学問所でどのような教育を受けたか、その始まりまで。多くの知識や力のある大人たちが殿下を世界のどこにでても恥じることのないよう高い教養を身に着けさせていくか、苦悩している様子は興味深い。
    歴史は得意ではないけど、これは面白いしわかりやすく私でもはまりそう。集めたい漫画になりそう。

  • ★3.5の弱含み。
    色々評価の分かれる人物であること間違いなく、今後どんな感じで表現されるか楽しみなところ。まぁ冒頭のシーンからどういう基本スタンスなのか想像はできなくもないですが。
    しかしこの人物がマンガになるとは、時代は流れたということでしょうかね。

  • 中村草田男の有名な句に「降る雪や 明治は遠くなりにけり」というものがある。大東亜戦争が終わり、マッカーサーに「命乞いに来たのでは無かった」と知る有名なエピソードを経て、時代を遡り迪宮殿下が数え5歳の時から物語は始まる。命の大切さを教えたタカが愛した迪宮親王は明治と命を共にした乃木希典、後の連合艦隊司令長官東郷平八郎、気骨の人杉浦重剛らもが畏れるほどの聡明さを見せる。途轍もない国際感覚を有していたと言われる昭和天皇激動の生涯が幕を開ける。ぶっちゃけ物凄く面白い。

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