昭和天皇物語 (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897176

感想・レビュー・書評

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  • 昭和天皇が天皇になるために周囲がどんな教育をしてきたか、迪宮がどのようにして天皇になるのかを描いた序章。
    子供ながらに自分の名字がないことを気にして養育係の足立タカに竹山というハンコを作って打ち明けるシーンはなんとも言えない。
    幼いながらに理知的な一面を持ち、周囲との違いを感じていたのか。天皇として生まれたと言えばそうだが、元を辿れば庶民と変わらぬ人間という生き物である。同じ人でも教育課程、環境で日本国を背負う人になる。
    暮らしぶりを見れば当時の時代背景から庶民より恵まれてはいただろうが、この生き方は辛くもあるように私は思う。
    今の天皇一家はこの本をどのように捉えるのだろうか。

  • <目次>
    省略

    <内容>
    昭和天皇裕仁のひととなり、生育にどんな人たちがどのように関わったのかが描かれている。出てくる人たちのさまざまな一言が、今後の伏線になっているだろうことを感じながら、読み終えた。

  • 話は明治の幼少期から始まる。
    時代を象徴する人物との関わり、天皇になる為の帝王教育などが興味深く、ひとりの人間としての心の葛藤や孤独が粛々と、熱く描かれています。
    そして、この作品を描く作者の気合いが感じられグッときます。
    まだまだ続きそうですが今後の展開に期待を込めてお薦めしたい1冊です。
    (実行委員E)

  • 一部創作ありって書いてるけどなかなかにしっかり描かれてる印象。敗戦後、マッカーサーとの会談。古今の王で、命乞いに来たのではなく、自分の命と引き換えに民を救おうとしたものがいただろうか、どんな風に育ち、生きて来たのかという回顧から、昭和天皇の少年時代のストーリーへ。しかし、一つの漫画に、原案、脚本、監修がつくって相当手厚い布陣なのでは。

  • 昭和天皇の生涯を描く。
    物語のは、明治天皇崩御から始まります。平成の今と違って現人神だった天皇家という存在で、どんな幼少期を過ごしたのか。周囲の人間は、どんな風に接してきたのか。それが昭和天皇に、与えた影響とは。

    とりあえず、即位してからの物語が楽しみです。太平洋戦争は避けて通れないですからね。どうして、戦争になってしまったのか。その時、何を思っていたのかです。

  • 読了。面白かった。本当の話かなと思った。

  • 世界大戦時の日本代表だけに、どうしてもネガティブな印象がまとわりついて離れないんだけど、イメージだけ膨らませるのもいかがなものかと思い、本作に着手。ちなみに学習マンガリストから、でもある。大宰相のときにも思ったけど、実在の人物が描かれる場合、似たような顔ばかりになってしまわないのがアドバンテージ。描く側としては、個性が十分に発揮できないジレンマもありそうだけど、読み手からすれば、当然、顔の識別がし易い方が望ましい訳で。本作は内容もしっかりしているし、出来れば最後まで読みたい。

  • 明治の日本人ってすごく真面目に生きているよねぇ!
    大正になると自堕落になって!
    昭和には思いっきり右傾化するもんなぁ(^^;
    そんな中での帝王学ってどうなんだろうねぇ( ̄▽ ̄;)

  • リアリティがある。
    面白いです!

  • 面白い。「人間」迪宮の初等教育時代を描く。

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