世界の中心で、愛をさけぶ

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093860727

感想・レビュー・書評

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  • 映画を10数年ぶりに見た。
    原作が読んでみたくなった。

    あー・・・、深みが無い。
    残された者にできることはあと片付けだけだ。。。

  • フィクションでコレでは泣けん
    映画だとまた違うのかな

  • 切なかった。
    展開としてはよくある話だと思うけど、2人の会話や関係性などが好きでした。

  • ドラマにもなっていたと思います。君の膵臓的な、ものかな?

  • 懐かしい。めちゃくちゃ流行った本。
    朝、目覚めると泣いていた。いつものことだ。悲しいかどうかさえもうわからない。感情は涙と一緒にどこかに流れていった。
    出だしの文を暗唱できるのは後にも先にもこの本だけですね。

  • 泣きながら一気に読みました。

    柴咲コウ

    なんでこんなに涙が出るんだろう。19歳女性

    バスの中で涙が出そうでした。何回も読み直してます。21歳女性

    こんな帯がついた、かつてめちゃくちゃ有名だったセカチュー。

    初めて読みました。映画も見てないんだわ。

    今は脳みそパンパンだし、涙でもガッツリ流して頭スッキリ暗記しよう!と思って読んだが。

    1ミリリットルも出なかった。
    泣きそうなとこもなかった。

    なんだ。

    なんだ?

    なんでた?

    ウチ断捨離しましたの、やましたひでこ先生との対話のほうがむしろ泣けるわ。

    あれ?なんでこれみんな泣いたんだ?

    わたしはヒトノココロを持っていないんだろうか。笑

    いや、これどこで泣くんだ?

    前回の有川浩のジーサンのクダリの方がガッツリ泣けたけど、え!?これ、どこで泣く!?
    淡々として終わったよ。

    ま、純愛っていやぁ純愛だがしかし。若くして病気で亡くなるのも辛いがよ、それはなんつーか若くなくても辛いしな。

    いや、なんでこれそんなに有名になったんだ?

    読みやすいし、全然面白くなくはないけどさ。なんか、短編小説のように区切りも多くて、読み止めやすいし薄いし。ただ、なんつーか出来過ぎってのもあるよね。病気の彼女死ぬ瞬間に連れ出して、とかさ。笑笑

    そんなことできるのか?わからんけど。なーんかなー現実味にかけるのかなー?いや、作られすぎてるのかなー

    今、リアルなそう言う本も出てるから、フィクションで作られた泣かせるための本ならそんなもんかって気になるのかな。

    親目線ならもっと泣けたかな。わからんが。涙。くれ。

  • ひと昔のベストセラーを読むやつ。
    エンタメ系ラブストーリー(君の膵臓をたべたいみたいな)なんかなと勝手に思っていたけど、意外と文学チックだった。ノルウェイの森に近いか。病のヒロインと主人公の愛というエンタメ的構図だが、文体は文学、とまとめるのがいいのかも。てか今思ったけど、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2001)も『君の膵臓をたべたい』(2015)も『ノルウェイの森』(1987)も、全部病のヒロインと主人公の愛やな。定期的にこの型の小説がベストセラーになるのかもね。とにかく、大変「使える」ラブストーリーの型であることは間違いない。

  • 今日はバレンタインデーですね。流行語にもなった恋愛小説「セカチュー」を紹介します。

  • 『世界の中心で、愛をさけぶ』読了。
    15年ぶりに読んだ。小学生の時以来に読んだけど。
    すごい純愛。
    文章がすごく綺麗で読んでいる間は洗練されたような感じになった。
    理屈じゃ通用しない。恋愛においては感覚や錯覚を大事にしなきゃ好きな人を失ったその前後が一番しんどいと思う。
    アキが死ぬ前に朔太郎と交わした会話が素敵すぎた。
    本当の愛を目の当たりした気分になった。
    あんな風に愛しあえたら素敵だろうな。
    死んでいく人がこれからを生きる人を思っての言葉が力強かった。

    2019.11.16(1回目)

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    C0093\1400E.

    タイトル:世界の中心で、愛をさけぶ
    2001年4月20日 初版
    2004年1月1日 第20刷発行
    著者:片山恭一
    発行所:株式会社小学館

    朔太郎は中学2先生の時アキと同じクラスになり先生が決めた学級委員をすることにより二人で過ごす時間が増え、高校も同じで交際するようになり、アキが病に倒れる。
    冒頭、アキの両親と朔太郎がケアンズでアキの骨を散骨するために出発するシーンから始まる。
    朔太郎とアキの出会いから、スクールカーストでは上位に居るであろう二人の日常が描かれ、この年頃にありがちなバカなことを考えたり、やらかしたりしながら時間を過ごし、途中父親の父親(朔太郎のじいさん)の純愛に(本人はそう思っている)寄って犯罪行為の墓から骨を盗み出す事に付き合う。人を思う気持ちってなんだろうなぁとそれにすがる老人とその事柄に突入する年頃のやり取りがある。

    結果、朔太郎はじいさんや友達とのかかわりに助けられ、持っていたアキの骨を桜の季節に手放した。
    現在の彼女とアキと出会った学校に立ち寄った時、桜吹雪の中にアキの骨を放った。

    朔太郎 アキ じいさんはそれぞれ本望だったとして、
    じいさんの連れ合いは長いこと尽くして来て(少なくとも長い時間を共に過ごし家族としての役目を引き受けた)にもかかわらず、別の人に心を寄せていたと知ったら良い気持ちではないだろう(そういう事は珍しくないだろうけど)
    朔太郎の父親は自分の親がそのような人間だと知ると、やはり珍しい話ではないだろうけれど良い気持ちではないだろうし、母親のことを思えばなおのこと。

    人間の業のようなもの、逃れられないさだめ、それでも生きていく。
    ずっと、一生持ち続けたじいさんと、鮮やかに手放した朔太郎。
    じいさんは、自分と朔太郎を似た者同士と言っていたけどそこは違ったのか、それとも朔太郎も死が近くなった時に、今手放したアキの事を後悔するのか・・。


    サクサクと読めたので文章は上手いんだと思う。本の帯に「泣きながら一気に読みました」とあるけれど、一気に(ところどころ端折りったけど)読んだが、泣く場所がわからなかった。
    映画やドラマは観ていないし、流行った当時の絶叫するシーンのCMはなんとなく覚えている程度。
    自分に重ねる部分が少なかったためか感情移入できなかったせいかな。
    この手のストーリーに入りこめる人はいわゆるメロドラマや韓国ドラマなんか好きなんだろうなぁって思いながら読み終わった。

    泣きたかったわけではないが(笑)帯の文言に期待値を上げてしまったため☆はふたつにしておきます。この作者さんの他の作品を読んでみたらまた違うのかもしれないけれど、今の処はふたつです。
    買った覚えは無いけど書架にあったので、読んでみた。これで整理できる。

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著者プロフィール

昭和34年(1959年)愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。近著に『世界の中心でAIをさけぶ』(新潮新書)、『世界が僕らを嫌っても』(河出書房新社)などがある。福岡市在住。

「2024年 『含羞の画家オチ・オサム—美術集団「九州派」の先駆者—』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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