いま、会いにゆきます

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 5802
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861175

感想・レビュー・書評

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  • 意外と好きな市川拓司。映画は見ていないけれど見てみたいな。中村獅童のイメージは皆無だけど。

  • <閲覧係より>
    シンプルでまっすぐな家族愛。
    限りない優しさに包まれるベストセラー恋愛小説です。

    2004年 映画化
    キャスト/竹内結子・中村獅童
    -------------------------------------
    所在番号:913.6||ICT
    資料番号:20075556
    -------------------------------------

  • 映画が感動して原作読みました。
    私はあんまり得意ではなかったかな。
    映画のほうが好きでした。

  • 「雨の日になったら様子を見に来るから」
    とう言って亡くなってしまった妻が幽霊になって戻ってきた。

    それからは幸せの風景。
    また消えていなくなってしまうという思いもどこかに残しつつ、幸せに過ごす彼らの日常は、平凡で満ち足りていた。

    ただ、すこし長いな、と飽きていた頃。
    息子がお母さんに「ごめんなさい」と謝り、ためこんでいた気持ちを伝えた。
    そのシーンはとてもよかったと思う。

    最後に、たくされた手紙で、謎が明かされ、すっきりとした気持ちになった。
    ああ、そして繋がるのか。

    澪という女性は、とても強かったのだなぁ。
    そう心から思え、読み終えた後、パラパラと彼女がまた現れるところまでページをめくった。

  • 人は死んだら「アーカイブ星」へ行ってそこに住む‥
    そんなふうに息子に話す父のところに、ある日亡くなった妻が戻ってきます。でも妻の滞在は期間限定。
    登場人物たち親子三人の暮らしがずっと続けばいいのになぁとせつなく思いました。

  • <閲覧係より>
    シンプルでまっすぐな家族愛。
    限りない優しさに包まれるベストセラー恋愛小説です。

    2004年 映画化
    キャスト/竹内結子・中村獅童
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    所在番号:913.6||ICT
    資料番号:20075556
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  • (2004年11月のブログより転記)

    映画公開を記念して、原作本のご紹介。といっても、わたしが読んだのはもう2年近くも前なのですが、ベストセラーになる前に読んだ感想がいちばん正直かと思いますので。
    映画を観に行く予定はないんですけど。
    (正直言って、映画のキャストはわたしのイメージとは、ちと違う)

    ひとことでいうならば、うぅ~、切ない話や~(涙)、でございます。
    あまりにも美しい愛の奇跡とでもいいましょうか、ファンタジーなのに誰もが共感できるような穏やかでユーモアのある語り調がいいんですよね。
    雨の日の午後にひとり、部屋でゆっくりミルクティーでも片手に読みたい、そんなオハナシ。
    死んだ人間は僕らの星を去りアーカイブ星にいって、穏やかに暮らしている。
    誰かが誰かを思っている限り、その人はこの星で暮らしていける。

    「アーカイブ」がいえなくて「アーカブイ?」っていう佑司がかわいいの。
    佑司は6歳。5歳のときに彼の母親はアーカイブ星に行ってしまって、今は少々自閉症気味のお父さんと二人暮らし。
    アーカイブ星に行く少し前に、彼女は二人にこういった。
    「雨の季節には戻ってくるから・・・」

    なんていうんでしょ、この独特の不思議ワールド。
    シンプルなのに五感に響いてくる感じ、ちょっとだけ村上春樹ぽいかもしれないな。
    ありえないファンタジー要素を含んでて、でもしっかり現実とリンクしてるとことか、主人公の繊細で弱い部分とか、ひとことひとことの表現にさざ波のような余韻が残るところとか、最後はすごく爽やかでじわーと染み入る感動があるところとか。
    これだけシンプルに、「人を愛してる」って心を描いてるのがいいです。
    アーカイブ星ってほんとうにあるような気がしてきました。
    哀しく切なくも、幸せな気持ちになります。
    気がついたら、あれ泣いてるよ、みたいな。

    なんだか、人にやさしくしたくなりました。

  • 感動

  • すごくいい小説!
    ゆうじがいい!
    たっくんがいい!
    思い出の小説!

  • DVDを見て面白かった。
    オチは知っている。
    でも、暇だから読んでみた。

    純愛サイコー

    「これは恋だ。」
    「そして同時に不安でもあった。」

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。'97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、「Separation」で出版デビュー、いきなり同作がTVドラマ化される。次作「いま、会いにゆきます」は映画化され、100万部を超えるベストセラーに。他の著書に「恋愛寫眞――もうひとつの物語」「そのときは彼によろしく」「弘海――息子が海に還る朝」「世界中が雨だったら」がある。

「2009年 『きみはぼくの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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