- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093862592
感想・レビュー・書評
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映画もみてみたくなった。
先生とその奥さんの関係がいい感じ。
文学青年がうそついてたことがわかったところがぐぐっときた。
肩書きとか学歴なんかじゃないんだよなぁ。
早く2も読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪くない…けれど、内容に深みがない、な。
学士さま、安曇さんのエピソードがちょっと印象に残るくらい。
この調子で「2」も淡々と書き切るならば、たいしたもんだ(笑)。
決してけなしているワケではないが、褒めているワケでもない。 -
悲しい話のはずなのに、なぜか心暖まるお話でした。
主人公の患者への思いや、周りの人の存在、人の死…
色々なことを考えさせられました。
でも…ヘモグロビンが6以下になると命が危険、だと。
じゃぁうちも、危機的状態だったのかと思うと怖くなる。
すごく感動しました。
映画も見たいです♪-
「じゃぁうちも、危機的状態」
え?
ご病気か何かだったのですか?←此処で、訊いたりする内容じゃないか。。。
えっと「神様のカルテ」、気に入...「じゃぁうちも、危機的状態」
え?
ご病気か何かだったのですか?←此処で、訊いたりする内容じゃないか。。。
えっと「神様のカルテ」、気に入ってます。でも文庫になっていない2と3は未読。早く文庫になって欲しい!2012/09/03
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映画化にあたって読んでみた。信州の地域病院でシャカリキに働くお医者様・栗原一止と、彼を巡る人々を描いた物語。しかしこの栗原先生、ただのお医者様ではなく、漱石に多大なる影響を受けて漱石言語を操る(妻のことは細君と呼ぶ)かなり濃ゆい人物。所々、うるっとくるシーンはあったけど、本のオビに書いてあるほどの感動・号泣はなかった…。が、医者不足の現状とか、リアルな現場の描写とか、栗原先生の漱石弁の凛々しさとか、サクサク読める本なのに中身はしっかり詰まっていたと思う!
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地域医療に従事されていた筆者の描写がリアルで、これからの医療のあり方を考えさせられる作品です。油断すると泣けてくるので、外出先での読書は要注意。映画化されるので楽しみです。
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長野県松本市の中核病院でのお話。おっと・・・
シンプルだけど泣けた。
映画で見たら、もっと号泣するんだろうなあ。
私もこんな先生に診てもらいたいな。
この奥様のような、元気を与えられる嫁になりたいな。
2010年本屋大賞ノミネート作。 -
最初は文体が少し古風で、舞台が現在なところとうまく頭が順応できなくて、途中でストップしかけましたが、レビュー見たら面白いこといっぱい書いてあったので再び読み始めました。
丁度数ページ後からハルが出てきて、盛り上がり始めるところだったんですね。
いや、泣きました。色々と感じられる本です。一止さんの話し方も、途中からすごく好きになりました。 -
存在は知っていたけど、ずっと手をつけていなくて、でもあんまり長いこと本屋さんでよく見かけるからよっぽどいい本なのかな、と思って成田空港のtsutayaで買った一冊。
長野の「24時間365日」フル回転の病院で働く若い内科医さんのお話。彼自身の「医療」への携わり方に対する葛藤を、患者さんや周りの「不器用な」仲間たちとのやりとりを通して描いています。語り口はこの内科医さんで、夏目漱石ばっかり読んでるので古風なお話の仕方であるところが、小説全体を温かみのあるものにしているように感じました。全体としてテンポよく、とくに登場人物同士の会話はおもしろいし、心地よいし、一方でほろっとさせられるようなエピソードも挟み込まれてきて、この人の次の作品が出たらすぐ読みたい!って意味で☆5つです。
「カルテ」って書いてあるぐらいだから気づくべきだったんだけど、少し読み進めて癌患者さんが出てきたときにまずいなって思いながらもさらに読み進めたんだけれども。たぶんただでさえ涙あり笑ありの物語だと思うんだけど、患者さんの苦しそうにしている描写が出てきたり、息を引き取るシーンが出てきたりするたびに、お父さんのときのことを思い出して、いろいろ物思いにふけってしまったりしました。
そういう意味では読み進めていくうちに何かふっきることのできるヒントをもらえるのではないかと期待もしたんだけども、なるほど「土に埋もれた定められた命を掘り起こす」という考え方は、新しい目線ではあったけれども。
私は人生ってのはたいがい理不尽なことであふれているものだと思っているので、思い通りにいかないことがあっても「まぁこんなもんでしょ。さてどうするかな。」って前に進むことを考えるのが理にかなっていると切り替えられるタイプの人間なのだけれども、お父さんのことはやっぱりそう簡単に割り切れないねぇ。
最近夢で見ることがなくなってきたのに、この本に記憶を鮮明に蘇らせられてしまったのでついついいろいろ書いてみました。時間が解決してくれるわよねー。 -
文庫落ちしたし、そろそろ読みたい。