謎解きはディナーのあとで

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862806

感想・レビュー・書評

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  • なんで売れてるのか正直解らない。
    これってミステリーなのかなぁって内容。
    でも表紙とタイトルは好き。



    (図書館)

  • 話題の本の宿命なのかもしれないけれども、いい評判ばかりではないこの作品。
    ドラマは正直言って「くだらない」と思い、毎回出くわすとチャンネルを変えてしまいましたが、本ではどうだろう?
    そう思って読んでみましたが、私はなかなか楽しめました。

    確かに、小説よりもマンガにしたほうがいいのではないか?と思わされるノリの作品だけれども、意外と「謎解き」の部分がしっかりしてるんです。
    現実的だし、難しいし、私も影山に完敗…。

    「謎解きはディナーのあとで」-このタイトルも気が利いてるけど、中の章タイトルもそれぞれ面白い。
    この作家さんの他の作品のタイトルも調べてみればウィットに富んでるものが多い。
    「死体をここに捨てないでください!」「密室の鍵貸します」「もう誘拐なんてしない」
    読んでみたくなったぞ!

  • アジカンの“ソルファ”同様、ジャケ買い(図書だけど)してしまったクチ。中村さんの絵ってどうしてこう魅力的なんだ。“四畳半神話大系”もその流れでアニメ全話観てしまったのだが。

    お嬢様刑事と名探偵執事というコンビ、確かに女の子向けな設定。でもラノベのような青春も非現実的な恋愛模様も超人的アクションも異世界もない。かといって大富豪ならではのリアリティもほとんどなく、薄っぺらいといえないこともないけれど、これこそユーモアミステリじゃないかと思う。昔の赤川次郎の小説(泥棒シリーズ)を思い出して楽しかった。

    ミステリ部分については、うーん…と思う話が若干2話あったが(他は納得)、書き下ろしの中でお嬢様が、以前の事件での執事を『割とあいまいな理屈で○○が犯人でございます、ってやってたわよね』と評している。作者も気軽なミステリというスタンスでやっているのかなと思えば落胆するほどでもないかと。

    会話は面白い。つっこみが楽しいというか。ところどころでプッと笑ってしまう。ビジュアルにするとつい月9のキャストが頭に浮かんでしまうけど、あれは大げさにキャラクターを脚色しすぎているし(特に風祭警部)、長身でもない細いわけでもない滑舌もよくない執事ってもう「影山」ではないと思うし、大げさな演出が好みではなく全然笑えなかった。

    イメージ的にはやはり中村氏のイラストがぴったり。表紙に描かれている小道具は作品内に関係しているものばかりだし、横顔だけにもかかわらずお嬢様&執事の性格が伝わってくる。ここまで作品に忠実かつ雰囲気の合った表紙が描けるということは原作をしっかり読まれているのか、ただの天才なのか。紙芝居でもいいから表紙の二人が動いてくれたら最高だ。

  • 中村さんの表紙とタイトルに惹かれて購入。

    うーん…
    思ってたのと違ったなぁ…

  • 読みやすいし エンターティメント性があり
    楽しい作品なのですが
    心に残る話ではなく
    この作家さんの本は もういいや
    と思ってしまいました。

  • 読みやすいと、面白いは違うんだな~と思った一冊。
    前評判を聞いてたので、すごくがっかりすることはなかったんですが、推理するだけでそれが真実なのかとか犯人側の心理描写がないので物足りない感じです。

  • ドラマを先に見ちゃったので、ドラマ通り、という感想になっちゃいます。

  • びっくりするぐらい面白くない本が、この世に存在しているとは思わなかった。
    これが本屋大賞だなんて世も末。本当、びっくりした。

  • 面白くないとは思わないのだけれど、内容が軽すぎるというか…。
    影山の推理がいつもどこか弱いような。
    まぁこれってミステリというよりコメディーなんですかね?

    事件発生、お嬢様が執事に事件の内容を話す、そして執事のお嬢様へ対しての暴言、執事の推理、事件解決、というパターンが毎度繰り返される訳だけども、執事の暴言、当たり外れがあるね。

    ドラマは見ていないのだけれど、影山役が嵐の櫻井くんということは知っていたので、影山は櫻井くんで再生されました。

    2011年に一番売れた本、という意味では色々と納得出来ない出来映えです。
    何故これがベストセラー?

  • サクサク読めた。ミステリーをあまり読んだことのない方におすすめという感じがします。わたしにも執事くんがいれば!

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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