星に願いを、月に祈りを

著者 :
  • 小学館
3.50
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本棚登録 : 960
感想 : 138
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863223

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで読んで、おおお~っとなりました。
    なるほどなるほど、と。

  • 2007年に出された自身の作品「星空放送局」からインスパイアされた物語。小学生だった3人の男女が中学生になり、やがて恋をし大人になるまでのストーリー。

    途中で差し挟まれる深夜のラジオ放送。架空とも現実とも思える宇宙にまつわるDJの夢のような語り。その放送内容には、この不思議な物語をひも解くいくつものヒントが仕込まれているのだが、それは読んでからのお楽しみ。

    さまざまな出来事の前後関係がなかなか理解できないけれど、不思議な魅力がある。

  • 中村さんは他の本が面白いなぁ。
    でも、この人の言葉は好き。

    伝えたいのはただ一人
    思いはただ一つなのに
    星に願い、月に祈り
    ただ、届けたい

    そんな思いが詰まった小説。

  • 帯を見てから読み始めたので期待大でしたが,みなさんがそこまで絶賛するとは???
    確かに良いお話ですが,そこまででは。
    個人的には、もっと1章1章を深く書かれている方が好きです。

  • 良く分からない・・・けど、何か心を引くラジオ番組風の詩。
    最終章で全ての話がバシッと繋がっていく。
    家族や恋人との”愛”を大切にしようと思わせる素敵なストーリー。

  • 短編がそれぞれ繋がって、一つの物語になっていました。

    一瞬の綺麗さ、儚さ、偶然をすごく感じました。

    久しぶりに『星空放送局』を再読したくなる。。。

  • この本を読んでいて、最初は小学校時代のキャンプ・・・

    そして、中学時代の初恋。

    そんな昔のことを思い出したりもした。


    東京にいて、夜空を見上げても星が見えない夜。


    じっくりと星空のロマンを感じたい本。

  • 『星空放送局』をふくらませたお話。
    なんとなく、詩を読んでるような、つながりがよくわからない感じだったけど、
    途中まで読むとつながってきて、あそうか、そうなのかーって思う。
    DJ・サトザキ・宇宙の話は、一応知ってる宇宙なんかの知識をぐっと身近に引き寄せて語るので、改めてなるほどと思う部分が多かった。
    ○光年を新幹線で行くとどれくらいかかるか、とか。

  • 青春小説ですが2章まで読んでいて「星空放送局」の存在理由がよくわからず3章でようやくわかる展開ですが、何となくこの放送局のメッセージにまとまりがなく、ストーリーの最中に挟み込まれるこのDJのノリに何度か集中力が切れそうになりました。
    感動的なラストで楽しめると思いますが、感動があまり伝わってこない自分はきっと純粋な心がないのだと思うことにします。

    とりあえず小学館らしい作品だと思います。映像化あり?

  • 前半は青春物語…後半の時空のお話に戸惑いながら魅了され、最後に全てが繋がる。優しい言葉で綴られてるけどちょっと切なかったり、素敵な絵と音楽で終わるラストがいい。すぐに3章から読み返してこの本が大好きになった。

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著者プロフィール

建築家。博士(建築学)。株式会社MOSAIC DESIGN代表。
1978年東京都生まれ。2002年日本大学理工学部建築学科(高宮眞介研究室)卒業、2005年早稲田大学大学院修士課程(古谷誠章研究室)修了。2008年同大学博士後期課程単位取得退学、助手・嘱託研究員を経て、2010年〜16年東京大学大学院隈研吾研究室助教。2011年東南アジアのストリートの屋台に関する研究で博士(建築学)取得。同年建築設計事務所MOSAIC DESIGN設立。明治大学I-AUD、早稲田大学、日本大学などで非常勤講師を務める。店舗・住宅・ホテル・商業施設・マーケットなど、屋台からアーバンデザインまで、何か楽しいことやりましょう!をキーワードに大小さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。

「2023年 『POP URBANISM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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