聖女か悪女

著者 : 真梨幸子

• 小学館 (2020年11月20日発売)

感想・レビュー・書評

[たけやんさんの感想 · 2021年5月30日]

悪趣味ここに極まれり。始めは『SPA！』を読むくらいの熱量で読んでいたが、終盤は「こういうことひょっとしたらありえるかも」と一抹のリアリティが感じられて何とも微妙な気持ちに。カリスマブロガーが結婚パーティー中に脳梗塞で昏睡状態に。同時に超高級マンションでの8体の惨殺死体事件が発生。そして過去に起こった児童監禁事件。どれもがしっちゃかめっちゃかに入り組んでいる。ドン引きのエグイ内容だが、どこか薄っぺらく感じられるのが私的に良い作用をして普通に読めた。面白いかは判定不能。一気に読んですぐ忘れるのがお勧め。

[nobu2kunさんの感想 · 2021年5月4日]

『#聖書か悪女』

ほぼ日書評 Day400

FB友か、新聞の書評がきっかけだったか、なぜに手に取ったのか忘れてしまった。
サスペンス物のどんでん返しは、よく出来ているが、正直、読後感はよろしくない。

漢語で「蠱毒」という言葉があるらしいが、これが通奏低音的に流れるストーリー。

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[t.5mileさんの感想 · 2021年5月1日]

うーん。
読みやすかったけど、面白くはない。
人間の色々な欲や狂気を集めました
という感じだろうか。

[てんさんの感想 · 2021年4月27日]

新刊で読んだが、いまいちピンと来なかった。内容が絡んで、最後はゲームだという設定には察しが付いて興奮しなかった。

[ichiroh0157さんの感想 · 2021年4月24日]

こんな作品女性作家が書くのかとびっくり‼️始めチョロチョロ中パッパなんて言う言葉もあるけど又終わりよければ総て良しなんて言う言葉もあるが始めは読むのを止めようかなと、でも緊張しながら最後迄読んでしまった！

[あこさんの感想 · 2021年4月20日]

面白かったー。ぽい作品だった。

[いなえしむろさんの感想 · 2021年3月18日]

面白いとは思わなかったな

う〜ん。ストーリーが単純で読みやすいから期待したけど、今回はだめだったかな。残念。

[ゆーさんの感想 · 2021年3月4日]

真梨幸子さんの本は、うちの近所の図書館にあまり置いてない。
エログロのは絶対ない
だから普段は購入してます。
でもこれはあった！
ラッキーと思って借りたけど…
いいのか？エログロじゃんか
こんなん図書館に置くのありなんか？

しかし…なんだろうなぁ
ただ、ただグロくしてみましたよ
エロ も取り入れてますよ
宗教や、芸能界の闇や、里親の闇や、覚醒剤やレイプや…
色々取り入れました
どう？
って感じで、ハッキリ言って薄っぺらーい本でした。

イヤミスの女王とか言われ始めた頃の本の方がストーリーに深みがあったと思うなぁ。
なんか最近の真梨幸子さん、ちょっと迷走してます？
がっかりしたわ〜
購入したわけじゃなくて、ホントラッキーでした。
すみません。酷評で…
でも真梨幸子さんの本は、これからも読みま〜す。

[小春さんの感想 · 2021年2月23日]

2021 2/20

[ぱぱいや33さんの感想 · 2021年2月21日]

真梨さんの新作。表紙の絵がすごいよね。これを買うってなかなかだよな。しかしレビュー少ないな。4付けたものの、いまいちだったな。児童買春とか背後に宗教団体がいるとか、すごい面白そうな設定だったのに、何か消化不良。全然宗教のこと出てこないし。単なる噂ってこと？最後の処刑ショーも嘘だったってこと？こういう酷い世界がほんとにあるかもなとは思うけど、そこに漫画家とか入るかね。結局金なのか？まずそこに入りたいと思う気持ちが分からんし。やっぱ何か消化不良だなー。

著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」