- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093866156
感想・レビュー・書評
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「教場」シリーズの新作、時系列として「教場0」と「教場」の間
「教場0」の続編とも言えそうです
このシリーズは短編集で読みやすく、やはり面白いです
読者からは最初から犯人がわかっているのですが、特定する過程に時にはっとさせられます
洞察の鋭さもそうですが、厳しさと優しさを兼ね備えた風間はかっこいいですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマ化ですっかり勢いのついたシリーズに。もう表紙がキムタクに見える。犯人から見る風間教官の姿が、なんだか新鮮に感じました。そういえば、このシリーズって、一般人の「犯人」って、全然出てきてなかったんだな。
2021/10/8読了 -
シリーズ第5作。珍しく落ちが読めてしまった章が複数あった。
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これで今のドラマ分に追いついた。といっても、ドラマには事件と十崎の話以外のストーリーが盛り込まれている分、指導される刑事側の姿は強調されているけど。
またどの犯人も一筋縄ではいかない事情を持つ人ら、まぁそうか。
151冊目読了。
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風間教官が警察学校勤務になる直前の話。短編集で読みやすかった。ドラマのキムタクがハマり役過ぎて、文章を読んでてもキムタクで再生される。
妊婦の人の話が1番面白かった。子供が何故やけどしたのか、なぜ隠すのかそんなに重要に思えなかったのに、ちゃんと意味があったと驚いた。
あと学生と教授の話も好きだった。すごくシンプルだけど、地図に絡めた話で印象に残った。 -
2022/01/02 01読了
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木村拓哉さんが演じる風間公親が、警察学校勤務になる前の物語。
いくつかの短編がまとまっていて読みやすい。
一連のシリーズを木村拓哉さんでドラマ化以降、初めての単行本と思われ、表紙に描かれた風間公親のイラストが木村さんに似ている気がする。
風間のような、思慮深く近寄り難くて鋭い指導教官は、ただただ尊敬。
地図や放射線等、馴染みの薄いことも知ることができてよかった。 -
教場の最新刊(2021/9現在)
構成はいつも通り短編集で舞台は警察学校ではなく風間教場のなっている。
各ストーリーは犯人が計画を練って犯罪を犯すシーンから始まり、風間とその教場に送り込まれた新人刑事が犯人に迫り逮捕に至る流れ。新人が風間に求められる犯人逮捕への手掛かりを読者も一緒に考えられる形式になっている。やや神がかった風間の洞察力が現実離れし過ぎている感はあるが楽しく読める。3.6