教場X 刑事指導官・風間公親

著者 : 長岡弘樹

• 小学館 (2021年8月27日発売)

感想・レビュー・書評

[よつばさんの感想 · 2023年2月17日]

「硝薬の裁き」「妄信の果て」「橋上の残影」「孤独の胎衣」「闇中の白霧」「仏罰の報い」
6話収録の連作短編集。

刑事指導官・風間公親と共に、風間道場門下生の刑事達が事件の謎を紐解いていくオムニバスストーリー。

スピーディな展開で、其々の短編はアイデアの宝箱。
徐々に真相に近づきラストでスコーンと決まるさまは気持ち良いの一言。

どの短編も短いながらもドラマ性があり愛憎に満ちていて、思わず犯人に肩入れしたくなる作品も。

そして何より風間の圧倒的存在感が良い。
右目を奪われていようが、誰よりも確かな目を持ちその人間力に惚れる。

[まりこねこさんの感想 · 2023年2月9日]

面白かった。
第三話の恋人を殺された復讐が印象的だった。気持ちとしてはわかるが、こういう展開で犯罪がわかってしまうのも何とも言えない思いとなった。

[としさんさんの感想 · 2022年7月28日]

警察学校編の方が面白かった気がします

[TT☆さんの感想 · 2022年7月17日]

いやこれは、確かにドラマになればかなり面白そう⭐最初の描写で犯人に同情しちゃうんだけど、情捜査に状酌量無いのよね！

[茶太郎さんの感想 · 2022年6月4日]

教場シリーズ、警察学校の教官になる前の話ですね。そういえば、教場0は、読んでなかったかも。先に読んでおけばよかったな。

連作短編なので、サクサク話が進んで読みやすい。

[tonpeiさんの感想 · 2022年5月16日]

おぉw(゜o゜)w警察学校へ行く前の風間教官だ！現場でも風間道場で新人をビシバシと( ; ﾟДﾟ)でもそれで素晴らしい刑事に育ってくれるなら安心(^^)

[いなえしむろさんの感想 · 2022年5月14日]

楽しかったぞ

警察学校行く前の物語なのかな。前日譚ってわけか。それぞれのお話にキレってのをあまり感じない気がするんだけど、トリックがわかりにくいと言うか、マニアックと言うか、アクロバティックと言うか、なんか要するにすっきりしないからかなぁ。

[カバ丸さんの感想 · 2022年3月22日]

キムタクが動いてました

[etoileさんの感想 · 2022年3月17日]

風間シリーズはやはり短編のほうがパンチが効いている。読者がトリックやアリバイ崩しを一緒に楽しむスタイルなのがよい。

[マッチさんの感想 · 2021年9月20日]

短編集。表紙の顔が木村拓哉に見えるのは気のせいか？
時間つぶしには良いが、これといって特筆すべきものなし。

著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の１位、「本屋大賞」６位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」