25歳の補習授業―学校で教わらなかったこれからいちばん大切なこと

  • 小学館
3.51
  • (16)
  • (47)
  • (61)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 516
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878838

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 肩の力がいい具合に抜ける本

  • 太田光の夢を持つ、持たないはタイプの問題ってのがよかった。
    講師陣の選出も横道ながら好みの人選。

  • 25歳、と題名にあるけど
    中学生の娘にも、小学生の息子にも
    よんで欲しいなと思える本でした。

    自分で考える事が、
    自分なりでいいから考え続ける事が
    どんなに大切な事か。

  • 三葛館一般 159||FU

    各界の著名人7人による、ものごとの考え方や人生の歩き方などを7時限の授業形式で若者に向けたメッセージとしてまとめた本です。「25歳の」とありますが、受験勉強を終えてこれから頭を切り替える新入生のみなさんにぜひ読んで欲しい1冊です。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55477

  • 100315読了。
    福岡先生の項がおもしろかった。
    後は各先生ともそれぞれの著書などで語っているようなことをかいつまんで文章にしているような印象を受けた。

  • 天才と言われる人は、それに費やす時間が1万時間といわれる。

    読んでみたい本

    グローバル恐慌 岩波新書 浜

    新版 バブルの物語 ダイヤモンド社 ジョンKガブルレイス

    資本主義はなぜ自壊したのか 集英社 中谷巌

    夏目漱石 三四郎


    ボードレール 悪の華

    丸山真男 日本の思想

  • 購入者:佐藤(2010.2/8) 返却(2010.5/31)
    姜さんファンなので買っちゃいましたが、思いのほか勉強になりました。
    養老さんの話に出てくる「どん底なら穴を掘れ」という言葉、私の好きな言葉にもなりそうです☆
    貸出中山返却(2010.8/11)
    25歳前後の人向けです。35にもなると、こういうことを発信していかな、あかんと感じました。
    貸出:本浦(2011.9.14)
    貸出:片岡(2011.11.29)返却(2011.12.9)
    6話構成で読みやすくおもしろかったです。
    新人の教育に良いのかもと思いきや...ボクも為になることばっかりでした。

  • 25歳を甘くみているのかな?
    あたりさわりないことが多く、心に響くことや「なるほど」という発見が少なかった。

    唯一メモしたことは、
    「どん底に落ちたら穴を掘れ」

    イタリアの格言らしい。
    落ちたらとことん落ちてみろ。それぐらい、しぶとく行け!

    どん底にいることを認識したうえで、穴を掘り始めのなら、
    それはもう、どん底じゃないよね。
    行動して、自分でしっかり、進んでいる。

  • 7人の著名人が25歳の(将来に悩む?)若者に向けて送ったメッセージをまとめたものです。

    7人7色(そんな言葉ないか、、)の考えがあり、
    『そうだよなー』と思う部分もあれば
    『ちょっと違うんじゃない?』と思う部分もあり、
    ただ様々な考えを知ることができて面白いです。

    自分が面白いと思ったのは
    福岡伸一氏、養老孟司氏、太田光氏、渡邉美樹氏です。

    特に心に残ったのは福岡伸一さんの
    『自分探しの答えは自分の中にはない』
    という一文。

    自分の人生を思い返しても人から気づかされることって多かったと思います。
    それで自分の思い込みから脱することができて、
    事態を打開することができたことも。

    『周りがあるから自分がある。
    自分ひとりに焦点を当てても何もみえてこない。』

    ちょっと新しい考え方を手に入れたような気がします。

    (福岡伸一氏)
    どんな細胞にでもなれる可能性は持っているのに、周囲との相互作用がないと自分の存在というか、自分自身を定義できない。

    ~これと同じように考えると、人間も「自分とは何か?」「自分自身のあり方とは?」というようなことは、自問自答して、内省していてもわからないということになります。

    (養老孟司氏)
    今、自分に合った仕事を探しているっていう人が結構いるでしょう。
    それを探して働かずに待っている。
    けどね、合っている仕事なんて、やってみなければ分かりませんよ。
    ~仕事とは世間が成り立っていくために必要なもので、それをそれぞれに割り振っているだけの話なんです。

    (太田光氏)
    それこそ今の時代は本当に混沌としてて、このあいだの選挙みたいに何がどうなるか分からないっていう意味で、可能性がみちあふれているわけでしょう?

    ~みんなが同じ方向を向いていた高度成長期やバブルのころに比べりゃ、何倍もわくわくできる。
    なんなら俺は、そんな時代に若者として生きるお前らが羨ましいくらいだよ。

    俺の好きな言葉を最後に。

    『未来はいつも面白い!!』

    (渡邉美樹氏)
    たとえば、社会人を何年かやると、先輩や上司の欠点をあげつらう人がいますよね。
    確かに100点満点の上司や先輩はいないかもしれませんが、少なくとも0点ではないと思うんです。

    ~「美点凝視」と言うんですが、とにかく周りの人たちのいいところを中心に見ていく。
    そして、いいところを真似て、悪いところは真似しない。
    他人の文句を言っている暇があれば、これをやりましょう。

全69件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×