- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093878838
作品紹介・あらすじ
うまくいかない?こうすればいいんだよ。すがるものなき人々へ"最後の7賢人"による革命的講義。
感想・レビュー・書評
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23歳の自分が今悩んでいることに対して、気持ちの良い回答を掲示してくれる本。
この情報化社会の中で、どうしても自分と周りを比べがち。自分のこと、そして他人も、周囲と比べてジャッジしてしまう。
他人は他人で自分は自分。
独りになって、世界を見て、人の話を聞いて、そういう根本的なところから、自分を創っていこうと思いました。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99170623 -
福岡伸一さんにハマって買ってみた本。
なぜ25歳?って思ったけど、働くということ、社会とどう関わっていくかについての話なのかなあと思った
先輩方の、すごうく手加減されているような凝縮されているようなお話。かなり重複している内容が多いのに驚いた。
紹介されている本も読んでみたいな。その時々で心に残るメッセージは変わるんだろうなという気がした、今回はとにかく目の前のことに集中してやってみることが大事だぞってことを感じた。
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世間の荒波にもまれる社会人になりたての年代を対象に、各ジャンルの知識人たち7名の語りを授業形式にまとめたもの。
『16歳の教科書』の続編のようなタイトルになっています。
そうそうたる面子の教授陣が、教科書には載っていない考え方や生き方を教えてくれる、読みがいのある内容。写真が多用されており、読みやすさもあります。
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人間を自由にしてくれるのは「ずっと好きだったもの」(福岡伸一先生)
人間は、社会の中に自分の居場所があることを認識して、初めて生きがいを感じることができる。(池上彰先生)
会社ありきで仕事を考えない。自分の価値観を乱し、それに沿って柔軟に生きる。(姜尚中先生)
人生はそれぞれの人の作品。「修行」の感覚を取り戻す。(養老孟司先生)
たけしさんはもともと数学者になりたかったから、漫才やコメディアンや映画監督は言ってみれば第二志望の人生(太田光先生)
反省こそが人を成長させる。その手段は日記。日記を書かない人は成長し兄。(渡邉美樹先生)
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などといった、先生方の暖かい言葉に勇気づけられます。
一人一人のページがもっと
25歳という年齢に縛られず、勉強中の学生ももっと上の年代の人も読める内容になっています。 -
福岡伸一、糸井重里、池上彰、姜尚中、養老孟司、大田光、渡邊美樹の7人の人生論的な話を語ったている本です。
このメンバーですから、かなりバラエティに飛んだ話なんです。内容もちょっと物足りない感じはしますが、読書経験もあまりない若い人には一読ですね。
私は、まだ人生40年程度なんですが、読んでいて「そうそう、そうなんよ。」と相槌打ってしまうことがいっぱいありましたし、表現の仕方とか、なるほどなぁ〜って思うこともたくさんありました。
読みやすいですし、雑誌感覚で読むといい本ですよ。 -
効率化を無理にしない
長い目でぼちぼちと
天職探しから離れる
旅に出て自分を変えて行く -
今、25歳なので読んでみました。今まで生きてきて、なんとなく思っていたことがちらほらでてきて、すごく共感できた。また、そう考えればいいんだ!と、新たな発見もあって、読み終えたとき、満足感があった。これからの人生を応援してくれるような、そんな本。
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7人の「講師」、どの人の本もちゃんと読んだことがなかったので、夫々どんなことばを書く人か気になって読んでみた本。
やさしく、短く書いてあるので、入門編としては良いかと思う。
福岡伸一さんの、研究者の視点から見る人生へのアドバイスは面白くて興味深かった。細胞は周囲の相互作用からどんな細胞になるかが決まる。だから人間も、自分とはなにか自問自答しても答えは出ない。周囲とのかかわり合いがあってこそ分かるものだと。なるほどなと思わされた。
次はそれぞれの講師の著書や推薦していた本を読んでみたいと思う。
2016.3