北朝鮮の脅威を見ない人たち (小学館文庫 R う- 6-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094021479

感想・レビュー・書評

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  • 実名上がってるのは寺島実郎、前田哲男、吉田康彦、首藤信彦、筑紫哲也といつもの面々。この時期(2003年)は「北朝鮮融和のバスに乗り遅れるな」の声がマスコミにあふれていたので、特に目新しいことはなかったが出版される意義はあったのだろう。と振り返る。
    そういえば、奄美大島沖不審船事件をクリスマスプレゼントに例えた天声人語(2001.12.25)の件は初見だった。

  • 北朝鮮について知りたくて読書。

    2010年となり政権移譲が進んでいるといわれる北朝鮮。日本でも連日のようにニュースに登場する。しかし、実際に北朝鮮について知っていることは少ないように思われる。もっと日本人は北朝鮮について知ることが北朝鮮の崩壊と拉致問題解決へつながると思う。ただ、経済封鎖、周辺国との連携を強化してもその場しのぎを繰り返している印象を受ける。

    恐怖をあおるようなマスコミの報道にも世論操作の意図を感じる。

    アメリカが北朝鮮を重要視していないのは鉱物などの資源が少ないのでアメリカにとってうまみが少ないからだと思われる。

    後半は日本の安全保障について述べられている。反戦平和主義は宗教の一種だという主張は同感である。

    日本はいつ主体性を回復し、普通の国家となるのであろうか。

    読書時間:約45分

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著者プロフィール

昭和35年3月生まれ。早稲田大学法学部卒。同大学院法学研究科博士前期課程修了。旧防衛庁・航空自衛隊に入隊。教育隊区隊長、航空団小隊長、飛行隊付幹部、総隊司令部幕僚、長官官房勤務等を経て3等空佐で退官。出版社勤務、シンクタンク研究員、聖学院大学専任講師、防衛庁広報誌編集長、帝京大学准教授、参議院議員政策担当秘書、拓殖大学客員教授、東海大学講師等を歴任。アゴラ研究所フェロー。公益財団法人「国家基本問題研究所」客員研究員。『安全保障は感情で動く』(文春新書)、『誰も知らない憲法9条』(新潮新書)ほか著書多数。人気コミック『空母いぶき』(かわぐちかいじ作・連載誌『ビッグコミック』小学館)に協力中。

「2022年 『ウクライナの教訓 反戦平和主義(パシフィズム)が日本を滅ぼす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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