教場 (2) (小学館文庫 な 17-3)

著者 : 長岡弘樹

• 小学館 (2017年12月6日発売)

感想・レビュー・書評

[Tomさんの感想 · 2021年4月9日]

前作からしばらく間をおいて、教場の続編を読了。それにしても隻眼の風間公親は、もうひとつの心眼があるがごとく見抜いてしまう洞察力はおそろしい。

[ぬぬさんの感想 · 2020年10月15日]

前作『教場』を読んだ上で、『教場2』を読んだのですが、わたし的には前作には敵わないものの、やはり面白かったです！

生徒同士の間で生まれる「嫉妬」。
そこから生まれる犯罪。
それを見抜く風間。
よく、「お前の目は節穴か？」と言うが、風間の片方の目は義眼ながらも、人の心がよく見える。
まさに「心眼」。

嫉妬して、罠に填めて、一枚取られて、敗北感に苛まれて、それでも最終的には同じ同志として、卒業に向かっていく。

警察学校での成績は、その後のキャリアに一生響くらしいです

[みゆきさんの感想 · 2020年7月8日]

教場を読んでからの続編。
アタマん中、義眼を入れたキムタクが喋ってます(笑)
面白いけど。
益々子供は警察官にしたくなくなった(笑)

[miakaさんの感想 · 2020年2月1日]

警察学校を舞台にした短編集第二弾。
元医師の生徒や警察幹部が親類にいるマドンナ的な生徒など、今回も個性派ぞろい。
各生徒の成長を考えながら指導している風間教官がカッコいい。

[vespaさんの感想 · 2020年1月29日]

自分でも気がつかない事に注目し、観察してくる教官。全てを見つめられてしまうような眼差し。

[jonkoさんの感想 · 2020年1月27日]

前作に比べると印象が薄い？二番煎じの様に感じてしまいました。

[soutaさんの感想 · 2020年1月25日]

木村拓哉主演のTVドラマ視聴後に読んだ。
原作はそれぞれの事件が章ごとに淡々と語られているが、ドラマは原作の1作目・2作目のエピソードを上手く連続させ、TV向けにすこし派手にしており、脚本が上手いと思わされた。

[あおいさんの感想 · 2020年1月24日]

新刊を読むために再読

やっぱり面白い。
短編なのも読みやすくていい。

[phineさんの感想 · 2020年1月13日]

教場に引き続き一気読み。

ドラマは少し脚色されてたのか。
文庫のエピソードも震えるほどかっこいい。


最後の最後に「そういうことか」と伏線に震えた。
それが二度目を読んだとき。
もっと何度も何度も読みたい。

[mtsrsさんの感想 · 2019年12月11日]

教場1と同じ感想だ。

著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の１位、「本屋大賞」６位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」