- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094083606
感想・レビュー・書評
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特殊清掃という職業にスポットを当てた軽めのミステリー。事件、事故現場などなんでも来いの掃除屋で働くことになった主人公。個性溢れる従業員たちと、亡くなった人の意識(?)を読み取ることのできる能力をきっかけにドタバタと事件に首を突っ込んでいく。
短編集ですし、ドラマ化を視野に入れた作品なので、コミカルでとても読みやすいです。ですが、事件そのものに魅力があまり感じられない。展開のご都合主義は特に気にならないのですが、解決すべき事件はもっとインパクトのあるものが良かったかな。
あまり知られない特殊清掃の仕事風景、社長のパンチの利いた個性、ちょっと迷惑な形で現れる主人公の特殊能力など魅力的な要素が多いので続編に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/8/7
嫁棚から
いまいちだった、、、 -
ふんわり読めるミステリー。続編出ないかなぁ
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設定上手の加藤実秋さん。
登場人物のキャラの濃さがバランス取れていてよかったと思う。
連続短編なので一つずつのお話が1時間ドラマのようで、完結までがだらだらしないのがいいですね。
ただ、この一冊で終わりなのが残念。 -
事件・事故現場の後始末をする清掃会社でバイトすることになった主人公が、現場に残された事件・事故に巻き込まれた人の思念を、視覚や味覚、時には嗅覚や触覚(寒暖)として拾ってしまい、その感覚がうっとうしいほどに日常生活で繰り返しよみがえってしまうので、仕方なく事件・事故の真相解明に奔走する。という話。フォアグラ食っても、コーヒー飲んでも、赤いきつねの味しかしないって、深刻…。面白くて、テンポがいいので、二日くらいあれば読めちゃう。
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キャラ設定がちょっとベタだけど、結構面白い。
続きがはやく読みたくなる本 -
特殊能力の設定、事件の謎、サスペンス部分とどこをとっても中途半端な印象でした。「モップガール」というと浮かぶのは近藤史恵さんのモップの精シリーズですが、あちらとはまた作品の雰囲気がかなり違います。
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連続短編小説なのですが、もしやこれは恋が芽生えるとか
そういう落ちがあるのだろうか、とも思ったのですが、なかったです。
売り言葉に買い言葉で就職してしまった主人公。
そして、その各職場で拾ってくる視覚や嗅覚や味覚。
こうなってしまうと、確かに危険です。
とはいえ、そのために事件に首を突っ込む羽目になろうとは…。
就職するきっかけになってしまった、やたら無口な青年の
微妙な謎は最後に解き明かされます。
調べたのか、と言われても、そこまで露骨に怪しげに言われると
普通気になる、と思います。
というより、この最後!
何だか色々中途半端というか何というか…。 -
ドラマ化前提で書かれて、結局ドラマとしては全く違うストーリーになったらしい作品。
ドラマは見ていないけどこの作品、これはこれで素敵だけどな。
掃除屋、といってもいわくつきのお家の掃除まで行うという会社、
そこにうっかり紛れ込んだ主人公。
最初は嫌っていたものの、クールで平坦ないいオトコ、
明らかなギャル、イチイチ劇団の役につかってしまう同僚、
犬が大好きなのにアレルギーの社長。
巻き込まれるたびに変な症状に苦しむ主人公も面白く、
いいオトコ君の謎も解け、物語が進むたびに引き込まれる。
エンディング近くも意味深でつづきそうで、いいなー。
唯一の文句は、ここまで味のある社長が、どうも活かされきっていない感。
そこまでアク強いのに、それでおしまい???
もったいない、次回作でぜひぜひ、しゃっちょー! -
登場人物のキャラクターや主人公の能力の設定は面白かったけど話の内容がイマイチだった。事件の真相にあまり興味を惹かれなかった。
話が進むにつれて宝船メンバーのチームワークが強くなるのはよかったのにな。
ドラマは見てなかったけどちょっと気になる。