- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094085365
感想・レビュー・書評
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あるあるが止まらない本。自分のことを深掘ったらこういうことを思うんじゃないかと、自分のあり得た人格のひとつが筆者なんじゃないかと思わせてくれるほど、言語化できなかった何かを、言葉にしてくれ、ユーモアをもって書いてくれいて、なんだか救われる本でした。
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2018.6.8読了
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私じゃないか。と目が点になるくらい行動と考え方が似ていてびっくりします、建物の周りをくるくるくるくるくるくるまわる、情けない、私もいつも思いながら待ち合わせに人の影を感じると後ずさる。何人かに言ってももうーーーん、しないよ。とかしか返ってこず驚き、ほとんどの人はほむらさんの行動をおもしろパンダを見るときの気持ちになってる、なにこれ~へんなのウフフ、かわいい、おもしろい。
でもわかるわかる、自分以外もこんな人いたんだって思ったら私、ほむらさんの仲間です、ようこそ。 -
テレビでコメンテーターが絶賛していたので購読。歌人のエッセイであるが、あっさり読めて気晴らしにはちょうど良い。難しいことも驚くことも悲しくなることもない、なんともない本。
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「アシホたち」など面白かった。
この人のはコンスタントに面白い。 -
どのエッセイでも、文学論、時代論…みたいなものや、古本愛は読んでいて楽しい。
言葉のプロは凄い。こんな自意識で会社員時代はさぞ苦しかったろうなあと感じる(褒めてる)。さらりと生きてる風に見えそうだけど。リア充に見えるけど。
初期はなんだろう、幸せな感じがあるのも好きだ。 -
結構昔めの穂村弘のエッセイ。穂村弘の適度なダメ人間感は読む人を安心させるわ。でもなぁ、この人結婚してるし、恋人いるし、実は結構友達もいるし、私のほうが全然ダメ人間じゃないか…?あれ??
古本屋を見るとそこに良いものが待っているような気がしてソワソワすることや、松任谷由実が「お互いを高め合う恋愛」の教祖であることや、ボウリング場で素直にはしゃげないことなんかが、私の琴線を刺激する。ビンビン刺激する。 -
大島弓子を読まなければ。
前作に続いて眩しいほどのダメっぷりが綴られているが、
それを「なんてだめな人間なんだ」と笑えるほど、
世間が「だめでない」とは思えないよなあ
と考えたりもする。 -
面白い。友達になりたい。
慣れ親しんだ劣等感と生きづらさのなかに、見えていなかったものを発見させてくれて、ああ、あるある、そうそう!と頷きたくなる。