- Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088670
感想・レビュー・書評
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自分のやりたい事が書いてあった。過疎ってる地元で農業するってとこだけね。まぁ加工場ぐらいはやりたいかな。
農業に関する事、経営に関する事、そして少し恋愛も織り交ぜながら書いてあるので全く飽きないね。ちょっと大袈裟なとこもあるけど、まぁ自分の教科書みたいなもんかな。あー、トラクター乗りてぇなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結末は最初予想した通りの結果になって、これと言ったどんでん返しもなく、わかりやすい本だった、ルーキーズの企業版みたいなもんだ
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IT企業を辞職した優が人生の休息で訪れた故郷を過疎化、高齢化から再生させようと村民と力を合わせ有能に格闘する。農業描写が土を感じるふくよかさ。逃げて来た漫画家志望の若者の描いた野菜キャラクターで売り出すのも楽しげ。地道な進行で厚さが少しつらかったけれど、登場人物達の善人さや団結と大団円にほっこりした。
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最初、文体が苦手…と思ったけど読ませるべく練られた構成でするりと読めた。登場人物の、自らの専門性を高めつつ新たな知見を得て成長していく姿が「いいね!」と思った。これ実際に携わってる人とかから見たらどーなんだろう、って機微とか設定の部分でどーしても薄っぺらい部分はあるけどまぁ面白かったです。
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切り口が斬新で面白かった。実際にこんなビジネスはありそうな気もする。ただ、結末が思いの外あっさりでやや拍子抜け。登場人物も多いので致し方ないのかも。現役書店員の方が書かれた巻末の解説に響くものがありました。
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ほのぼのしたい気分で手に取るが、
登場人物みんな崖っぷち。
色んな人間ドラマについ引き込まれ一気に読んでしまった。
大人の事情が盛りだくさん!!
でもその中でもあきらめずに突破口を探していく。
だんだんみんなが覚悟を決めてくる。
その中で培う仲間は強い。
小学館
2011年
装画:石居麻耶
装幀:山田光明 -
ちょっとマンガっぽいかな、というのが
正直な第一印象(^ ^;
細かく描写するとこはまだ良いのですが、
何というか「都合の悪いことは飛ばしてる」印象で(^ ^;
話がうまく進みすぎてる感じ。
人物描写も、やや表面的か。
ストーリーの進行に合わせて、都合良くキャラ変する
登場人物が多いように見受けられ...(^ ^;
ひねくれてる奴が「ひねくれる理由・ドラマ」
といったものが感じられず(^ ^;
...でも、そこを描いてるとページ数が倍必要か(^ ^;
発想や、ストーリー自体はとても面白いと思います。
が、誤解を恐れずに言うと
「全体に薄っぺらい」印象で(^ ^;
そこがもったいない感じ。
気楽な読み物としては、面白く読めました(^ ^ -
過疎の限界集落を農業法人化して再生するという話。
農業には何の興味もない元銀行員のエリート男性がひょんなことから親の出身地である農村再生に乗り出す所謂お仕事小説で、都会と田舎、若者と老人の感覚の違い、問題が起きても最後には解決するところなど、お約束感がある流れですが、物語として面白いのでリラックスして読めました。 -
潰れかけ(!)の村に一人の若者がやってきた。
父がこの村の出身というだけでやってきた。
長居するつもりなんてない、気分が晴れればすぐに出て行くさ。
そんな軽い気持ちでいたのに、いつのまにか超過疎の村の再生に乗り出してしまう。。。
冷たいつもりでいても根っこは暖かい主人公の奮闘劇。
全国の過疎村にこんな若者がいるともっと田舎も活気が出るのかな。 -
過疎地と化した村に、農業法人を立てることになり、発展させるために手を打つ、娯楽作品。
農業の収益性など知らなかった面が見えたことはありがたい。小説だからうまく行き過ぎではあるが、安心した娯楽作品として満足。