- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094512328
作品紹介・あらすじ
時間商人トキタは、とある都会の片隅で不老不死の時間を売っている-。トキタと契約すれば、顧客は「10年間限定の不老不死」を手にすることができる。トキタ自身も不老不死で、助手カナタとともに永らく時間商人を営み続けていた。そんなトキタに時間盗賊暗躍の一報が届く。人間の寿命を軽々と奪う、時間盗賊の次なる狙いはトキタの寿命だった!カナタの姉、ハルカの協力のもとで自衛につとめるトキタだが、均衡はあっさり破られる。カナタ誘拐という、最悪の形で。人質交換の条件を前にしたトキタの選択は-。
感想・レビュー・書評
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シリーズで初めて、一つの時間軸だけの物語だったですかね。
いろんな時代の不死になった人たちのエピソードが、最終話で集約される形のも楽しいですが。
わかりやすくて、するする読めました。
トキタとカナタの関係が、ちょびっと親密に変化した4巻でした。
夏枝姐さん、好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間商人以外にも時間を操ることのできる人種が登場。
時間の世界の人たちは、普段どこにいるんだろう。
どうやって時間の人になれるんだろう。
そういった背後のことも今後わかってくればいいなあと思ったのだが、著者のあとがきもなく、もしかしてこの巻で終わりなのかといぶかしんでいる。 -
いきなりこの巻から読み始めたけど、別に問題なし。
時間商人は人の寿命を10年縮める代わりに不老不死を与える仕事。ある日上の階に越してきた追田事務所と業務提携することに。
そしてその絡みで時間盗賊が接触してきて・・・。
読みやすいのでサクサクすすみますが、なんかイマイチ内容が薄いかなー?というのが否めません・・・。