薔薇の戴冠 クラシカルロマン (小学館ルルル文庫 は 2-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521207

感想・レビュー・書評

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  • 子爵家でお世話になっている主人公は、ある日突然
    本当の父親の所へ連れて行かれる。

    実はご落胤、という落ち。
    簡単に引き取る事にしたののには、王妃に何か考えが?
    とか思いましたけど、生前を知っていれば…納得です。
    こういう強い女性、好きですw

    このまま別れた幼馴染とどうなるのか、と思いましたが
    恋愛方面はそうなるのか、という状態。
    やらねばならない事も、恋愛もおまけ扱いではなく
    きちんと話の筋にあるので、どちらも気になりつつ、で。

    主人公の成長がすごかったです。
    感情的にならず、すべてを押し込めて…というのは
    この年ではきついものがあります。
    幼馴染の言葉は、確かに侮辱になるでしょう。
    守り、支えてくれるには、幼馴染では
    少々不足、でした。

  • 淡々としてて温度が低い話、という印象しか残っていない。
    王道すぎるくらい王道なストーリー展開で構成は悪くないんだけど、登場人物が生きてると言うより演じてる感が強かった。
    文章のせいもあるのかな。説明的で味気ない。
    悪くはないんだけど良かったかと言われると、普通、という読後感。

  • The idea of the story caught my interest enough for me to purchase this book. Halfway through the book however, I began to lose a little interest.

  • 地方貴族の娘として育てられた女の子が実はお姫さまで、見目麗しく、2人のイケメン男性に想われ大切にされる…と絵に描いたような女の子の憧れの話。しかし、よくある少女向け小説にしては政治の話をよく書いているほうではないかと。
    わたしの好みとしては、恋愛成分が少なかった前作「ルチア」のほうが楽しんで読めたが、前作を物足りなく感じた人には今回期待に応えているんじゃないかという気もする。

    話の運びは出来すぎてて入り込めないところもあったけど、クライマックスはきれいなシーンが用意されてて良かった。
    さりげなく前作との繫がりも披露されていたり。

  • 『クラシカル・ロマン』て、シリーズタイトルだったのか!!!!
    (つか、売れなかったら一発屋の可能性もあったんだろうけど)

    多少は文章がこなれてきた感もありますが、ツメの甘さはまだありますな。
    タイトルと表紙にそぐわない、政治ネタをかなりチャレンジしてあるのは拍手。
    (上手くいきすぎなのは、ご愛敬)
    ボスがもうちょっと手強くてもよかったかもしれない。
    今後の進化に期待。

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