白洲家としきたり (小学館101ビジュアル新書 12)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098230129

作品紹介・あらすじ

白洲家としきたり

『週刊ポスト』で08、09年に連載した「白洲信哉 ニッポンの流儀」。この連載は、吉田茂元首相の懐刀として日本国憲法の立案に尽力した白洲次郎氏と、その妻で随筆家の正子氏を父方の祖父母に、文芸評論家の小林秀雄氏を母方の祖父に持つ白洲信哉氏が、日本に残る伝統、祭事やしきたりを独自の視点でとらえたものです。本書は、この連載の中の“しきたり”と“季節の食”という側面に絞って紹介しています。
白洲信哉氏は、かつて細川護煕元首相の公設秘書を務め、現在も日本文化の普及につとめるべく活動しています。2009年に出版した小学館101新書『白洲家の流儀』は第5刷で3万部を発行しています。折しも今年は著者の祖母・正子の生誕100年の節目を迎えており、『生誕100年特別展 白洲正子「神と仏、自然への祈り」』が10月19日(滋賀県立近代美術館)を皮切りに、2011年5月8日まで展開予定です。
また、内容は“今さら聞けないが、知っておきたい日本の伝統”が満載で、その由来や本来の意味もわかりやすく写真付きで解説されています。

【編集担当からのおすすめ情報】
写真付きなのでわかりやすく、1月~12月まで順番に掲載していますので、1年を通じて読んでいただける内容です。また、食のページも充実しており、季節毎の旬の食材も満載です。
また、著者の祖母・白洲正子生誕100周年記念イベントが開催中です。
2011年1月29日~3月6日は愛媛県美術館、同3月19日~5月8日は東京・世田谷美術館で開催します。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の伝統習慣の本。とても読み易くて頭に入り易かったのと、有名な祖父母のエピソードが読めるのが嬉しいです。写真も美しく、俺流で年中行事の準備をしている者としては大変参考になりました。

  • 正月になるどうして「おめでとう」なのか。著者は日本のしきたりの中で、われわれが忘れていることを美しい写真とともに思い出させてくれる。

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著者プロフィール

白洲 信哉:1965年東京都生まれ。細川護熙元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍や雑誌の編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)、『白洲次郎の青春』(幻冬舎)、『天才 青山次郎の眼力』(新潮社)、『白洲家としきたり』(小学館)他。最新刊は『旅する美』(目の眼)。

「2018年 『旅する舌ごころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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