「黒」は日本の常識、世界の非常識: 図解恥をかかないフォーマルウエア入門 (小学館101新書 106)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251063

作品紹介・あらすじ

日本の結婚式で、まるで制服のように着用されている「黒のダブルに白ネクタイ」。日本では万能な礼服とされている「黒」だが、じつは世界標準では礼装とはいえない。では、世界標準のフォーマルウエアとはどういうものなのか?フォーマルウエアは、着用する時間帯、行事・式典の格によって、その装いが異なる。そして、それを間違えることは、礼を失することであり、恥ずかしいことなのである。いつ、何をどのように着るべきなのか…。本書では、豊富なイラストと詳細なチャートを交えて、正しい礼服の装いを解説する。

感想・レビュー・書評

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  • フォーマルウェアの話に限らず、日本では常識でも世界では非常識なことが多い。国際化社会で生きていくには、日本の常識や日本の非常識という狭い枠組みではなく、世界の常識と世界の非常識を意識していかないと。

  • 新書文庫

  • 2015/4/5
    正装のルールについて、「本当は」、「元々は」と言うのはなんとなく、正しい日本語はかくあるべきと言うのに似ている様に感じて、そこにいる人々の共通言語として機能してしまっている場合元々はどうあれ中々それが間違っているから格好悪いとは言いづらいと思う。
    まあそれでも洋服の場合は輸入の物であって、現地の人から見たら恥ずかしいということもあるから、そうおもわれるのは嫌なので是非正式なルールは広く啓発してもらいたい

  • 資料ID:92111536
    請求記号:
    配置場所:新書コーナー

  • フォーマルな服装について、あまりに無頓着でした。
    というか、日本の場合、あの、黒いダブルの上下と白いワイシャツ、後は祝儀用・不祝儀用のネクタイがあれば何とかなってしまいますからね…
    但し、それは日本国内の話。欧米では通用しないどころか恥ずかしい格好…
    この本は、既に洋装のルールを一通り知っている人には全く不要と思いますが、私には大変に勉強になりました。ただ、かといって「恥ずかしくない」格好を揃えておくのも費用対効果(要はあまり使う機会がない)を考えると、、、やむにやまれなくなってから対処しようと思います。(汗

  • 服装の歴史を考えるとルーツがあるが確かに日本人には、よくわからないところがある。モーニングは日中の服とか、フォーマルの段階に合わせた服など。なんでも黒ならいいというものではない、それはしっかり理解。服装も世界標準のルールがあるということを認識しなくては。

  • 本屋さんでパラパラっと立ち読み。オバマ大統領就任時の夜の舞踏会の写真が本の表紙に…というのは帯についているのかしら?私でも見て、ん?と思ったのでした。フォーマルの常識非常識ということで、世界に通用するフォーマルの基準は…やっぱりイギリスの王族は一つの基準なのかしら?と思いながら読んでました。天皇も、日本の象徴として海外に対して日本がきちんとフォーマルやいろんなことについて知っている国だと示すために、きっと手本になるべく細部まで心を配っているのでしょうね。図解入りで、多分役立つと思いますが、フォーマルの服装の図のためだけには購入したくないなぁ…持っているし…という感じ。ただ、一度読んでみたらいろいろと書いてあるんだろうな…。ポケットチーフの有無についても、イギリス王室は弔事でもつけるとか…勉強になります。

  • フォーマルウェアについての為になる本なのだが,これから正しいフォーマルを着ないといけないのは,娘の結婚式だけかもしれない。仏事は黒服でいいから。

    うんちくとしては重要なのかもしれないが,殆ど皆が間違っているとしたら,正しい服を着るのは難しいかも。

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著者プロフィール

東京学芸大学教育学部教授.
1972年神奈川県生まれ.横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了,富山大学大学院理工学研究科博士後期課程修了.博士(工学).富山大学人間発達科学部准教授等を経て,現職.
中央教育審議会(初等中等教育分科会:2019年~,教員養成部会:2019年~,「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会:2021年〜,教員免許更新制小委員会:2021年〜,基本問題小委員会:2021〜),文部科学省(GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議:2021年〜,GIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方についての専門家会議:2021年〜,教育データの利活用に関する有識者会議:2020年~,学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議 新しい時代の学校施設検討部会:2021年~)等の委員を歴任.第17回日本教育工学会研究奨励賞受賞.日本教育工学協会会長,日本教育工学会理事,日本教育メディア学会理事など.

「2022年 『学び続ける力と問題解決』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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