テレビじゃ言えない (小学館新書 ひ 1-4)

  • 小学館
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252923

感想・レビュー・書評

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  • ビートたけしによる、週刊誌による連載をまとめたもの。

    文字通り、コンプライアンスなどでテレビじゃ言えないことを雑誌で言ってるという感じで、相変わらず切れ味鋭く、どれも的を射てると感じた。

  • 衰退しつつあるテレビ業界の理由やら時代やらを裏側からとらえた一冊
    たけちゃんらしく笑いに包みつつ毒をはきつつ多方面に向かって述べた意見にはなるほど!と膝ポンな納得感です

  • 夜寝る前にサラッと読んだ、ビートたけしさん著書の「テレビじゃ言えない」。タイトルから察するにどれだけ毒を吐いている内容なのかな。と思いきやそれほどでも無かったしテレビでも言えそうだった(笑)

    ただ、小さいときからテレビで活躍していたBIG3のビートたけしが未だに毒舌を吐いている内容は興味津々。

    70歳のおじいちゃんとは思えない鋭い着眼点絵政治や時事ネタに毒を吐き、最後にはきちんとオチまでつけているのは見事でした。

    話題の内容は、佐村河内、ショーンK、乙武・ベッキーの不倫問題、と忘れかけている懐かしい時事ネタが多かったので今のワイドショーネタが書かれていると良かった。
    というのも、本書は週刊ポストの連載を推敲したものらしいので、こういう鮮度が命のネタは有料のメルマガチャンネルなどを開設して届けて欲しい。

    会話調の文章なので読みやすいし、くだらないところも含めて読み物として面白かった。
    こういう、物言えるジジイがいつの時代にも必要だと思ったし憧れる。

  • たけし節満載の著書。だが、期待が大きすぎたのか、この程度かという気持ちになってしまった。
    たけしだけではないが、世相に物申す人が必要なことも理解しているが、会社と同じで評論家だけでは仕事は進まないのと一緒で、言いたいことがあるのなら、その世界に飛び込んで実践してほしいと思うのは私だけでしょうか・・・。

  • 疑う、がキーワードなのだろうか
    最近読んでハッとする本にはこの言葉が出てくる気がする。
    たけしさん、自分が見る範囲では最近あまりテレビでは拝見していなかったのだけど、頭のいい方なんだなぁと思う。
    自分の視点の狭さ、素直に受け入れすぎているんだろうなと痛感。こういう本は参考になります。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

  • 昔のむちゃくちゃやっていた頃と比較したら確かに今のテレビは余りにもつまらない。同じようなこと似たようなことばかりだし、不自然な規制ばかりで興ざめしてしまう。

  • 『テレビじゃ言えない』という題名だが、これは本書冒頭によれば、「最近の想い」を一言で表したモノであるようだ。近年はテレビの世界は“自主規制”のようなモノが相当にキツく、「アレはダメ」、「コレもダメ」と「言ってはならない」と先回りして注意される場合が殆どなのだという。そこで本書という訳だ…

    本書に納められたエッセイの多くは「世の中の常識を疑ってみる」というような出発点を有しているモノのように見える。“本音”で“正直”に考えてみると「あの件に関して…」と思い浮かぶ色々なことが在り、それをビートたけしなりの流儀で言葉にして整理したという感じがする…率直に、「それだ!そのとおりのように思う」という部分は多かった…

    或いは「“本音”で“正直”に考えてみる」ということが、“今”程求められる時代も無いのかもしれない。そうしたヒントが多く在るのが本書のように思った。

  •  
    ── ビート たけし《テレビじゃ言えない 20170201 小学館新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4098252929
     
    http://www.news-postseven.com/archives/20170218_493500.html?PAGE=1
    …… ビートたけし「ネット・スマホ信者の弱点」を指摘
    「世の中にはネットに書かれていないもっと深い世界がある」
     
    http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1487371221/712
    : 与太郎@無断転載は禁止 20170218 (土) 09:34:49.70 ID:Yul4s+Pt0
     
     本は100日前、新聞は10時間前、テレビは30分前、ネットは10秒前。
     遅ければ深く、速ければ浅いとは限らない。誰が読むのか、こんな本。
    http://twilog.org/awalibrary/search?word=%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97&ao=a
     
    @awalibrary
    …… ネット嫌いの言語学者が電話で「やっぱし本は残る」と伝えてき
    た。まだそんなことを言うのか、いまさら議論の余地もないが、いちおう
    「出版社が半減して、書店ゼロの町や村が激増している」と反論する。
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20150927 紙本論
     
    (20170218)
     

  • まあまあ。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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