昭和天皇物語 (6) (ビッグコミックス)

著者 : 能條純一 半藤一利

• 小学館サービス (2020年4月27日発売)

作品紹介・あらすじ

激しく傷ついた日本で、青年に転機が訪れる

大正12年9月1日。関東一円を襲った大地震--

「摂政」となって間もない裕仁（ひろひと）青年を取り巻く状況は
急速に変わりつつあった。
そして、閉塞した世相の矛先は
二十歳を過ぎたばかりの青年に襲いかかる…!!

先が見えない震災からの復興、誰もが予期せぬ暗殺未遂、
そして--婚礼。
乱高下する時代を生きたひとりの人間の人生が、ここにある。

【編集担当からのおすすめ情報】
父・大正天皇を助ける摂政として、
そしていずれ君主になる者として--
誰に対しても弱音を吐かず、常に冷静に振る舞い
自らを律し続ける裕仁青年。

時に実母や兄弟との溝すら感じさせながらも
孤独な道をひとり進んでゆく青年にとって、
婚約者・良子（ながこ）は、
かけがえのない"伴走者"たり得るのか…？

多重構造の人間ドラマが複雑に絡み合う、必読の最新刊です。

感想・レビュー・書評

[潔さんの感想 · 2023年11月7日]

外戚が悪いと本人までねぇ！
関係はないけどねぇ(￣▽￣;)

[鈴木 高志さんの感想 · 2022年5月3日]

関東大震災の復興から、虎ノ門事件、
秩父宮の嫁探しと、良子妃の懐妊まで。

[9678さんの感想 · 2021年9月7日]

大正天皇の皇后が、結構強烈だったのは初めて知りました！

[kasuranさんの感想 · 2021年7月12日]

関東大震災の復興、今後の日本に大きな影響を持つ後藤新平が登場。そして大正時代が終わろうというその寸前、長女成子内親王ご誕生。その後二男五女を設ける。一方、弟の雍仁親王のお妃選びが。結構色々あったようであるが、残念ながら子息子女に恵まれず。ここから今に至る継承問題に繋がる。雍仁親王もさることながら、高松宮親王も子息に恵まれず、唯一三笠宮親王はヒゲの殿下で有名な寬仁親王を持つが、子息に恵まれず今に至っている。

[holisticolyさんの感想 · 2021年1月4日]

昭和天皇の気丈さ、覚悟、重みなど、うまく表現されていた。
自分も見習いたいと思う場面が多々描かれていた。

[Yasumori Katoさんの感想 · 2020年8月1日]

節子皇后の必死さが怖い！
国家を守るとは、こんな感じなのかなあ

[fumino910さんの感想 · 2020年5月27日]

　

[taguttiさんの感想 · 2020年5月24日]

<目次>
略

<内容>
関東大震災、虎ノ門事件を描いている。一方で皇太弟秩父宮雍仁の婚姻の話や、浩宮の第一子の話なども。最後は、大正天皇の死の直前で話は終わる。

[ことぶきジローさんの感想 · 2020年5月22日]

能條純一『昭和天皇物語 (6)』小学館。

前月刊行されていたのを不覚にも見逃していた。

関東大震災、摂政となった裕仁を襲う凶弾、震災からの復興と婚礼、良子妃の出産……第6巻は随分とあっさりと史実を並べただけで、物語を大分端折っているように感じた。第5巻までは裕仁の人と成りをもう少し丁寧に描いていたと思う。

滅多なことは描けないという事情があるのかも知れないが。

本体価格591円
★★★★

[amatsu amaguri@フィリピンさんの感想 · 2020年5月17日]

復旧と復興の違い
有事の際の天皇の象徴としての役割
皇后の国母たる務め
バルセロナの都市計画を骨組み
智仁勇
殿下死にそうになっても動じず