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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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どんな人生にも「失われた一日」がある。「これを境に自分の中で何かが変わってしまうことだろう。そしてたぶん、もう二度ともとの自分には戻れないだろう」と心に感じる日のことだ。
― 102ページ -
技術的に洗練されているわけではない。芸をこらすわけでもない。演奏は驚くほど開けっ広げである。「こんな演奏をしていたら、どこかで転んでしまうんじゃないか。ぽきっと折れてしまうんじゃないか」という不安感さえ、僕らは抱いてしまう。その音はどこまでも潔く、パセティックである。そこには歴史を画する深みはないかもしれない。しかし深みのなさが、逆に僕らの心を突き揺るがせる。それは僕らがどこかで経験した何かに似ている。ひどく似ている。
― 16ページ
みんなの感想・レビュー・書評
そう、フッと読みたくなって買ってきた。
シャレてる。
こんなコラムが書けたら、どんなに楽しいだろう。
和田さんの絵もいい。
またジャズを聴こう。
2011.09.05 開始
2011.09.13 読了
好き。
読んでいて気になったスタン・ゲッツを衝動買い。良い。
間接照明の中、ウイスキーとかブランデーをなめながら聴いていたい。
和田誠さんのジャズメンの絵に触発されて、様々なアーティストに対する村上氏の思いを綴ったもの。
単なるアーティスト紹介や楽曲批評ではなく、村上氏独特の踏み込んだ深みがあるのがうれしい。
著者のJAZZとJAZZ奏者への愛情が、じわっと伝わってくる一冊。
でも、アナログレコードまでは、まねできないので、CDで一人ずつ
聴いてみよう
音楽にも精通している氏らしい、自身のエピソードも織り交ぜた面白いジャズガイド。しかし、掲載盤の中には入手不可及び困難なタイトルも結構あるんですよね…まあ、ジャズクラには良くある話ですが。その点、注意。
村上春樹のエッセイの出来とか、
「村上氏所蔵の貴重なLP写真」とか、
ディスクレビュー的なものとかではなく、
和田さんの絵を楽しむ本だと思った。
セロニアス・モンクが秀逸!
引き伸ばして飾りたい。
ジャズバーで働いていることもあり、ジャズは日ごろから耳にする。
曲やプレイヤーに詳しいわけではないけど、紹介されている人は
比較的世間に知られているプレイヤーが多く、その分肩肘張らずに
楽しめた。
マニアックなプレイヤーについて、マニアックな人にしか分からない
ようにマニアックな視点から描くのはある意味簡単だと思う。
この本は、割合メジャーなプレイヤーについて、平易だけど「はっ」と
思わせる視点から描いているのが、すごい!と思った。
私のような初心者にも読みやすくて、ありがたい一冊。
あえて名「本」でなく、名「盤」と呼ばせていただきたい。
昔ジャズ喫茶のマスターをしていた村上春樹の確かな審美眼と
和田誠のほっこりイラスト
説明の要らない大人の一枚
もともとジャズは好きだし、好みが似ていたので、読んで楽しかった。分かりやすく、ジャズを知らない人にとっても良い本だと思う。
村上春樹の小説を読んでなんとなくジャズというものに興味をもち、そして、本作を読んで「よし、ジャズを実際に聞いてみよう」という第一歩を踏み出すことができた。
今ジャズを聴くようになったのも、村上春樹のおかげです。
村上春樹の作品には何度もジャズやクラシックが登場してきます。それは作者が好きだし、精通しているからとききました。
どれくらいなのかなぁ~と思って購入してみました。
内容は作者の著名なジャズミュージシャンに対する作者の個人的な想いがつづられています。
著名な音楽化が説明する説明書よりかは敷居が低くて、ジャズのCDを借りる度に参考しております。
和田誠さんの絵とはるきさんの文章で構成されている。はるきさんのジャズ好きが伝わってくる一冊。この作品から私もジャズにはまっていった。
和田誠のイラストと村上春樹の文章のコラボレーション。 この本はとても心が安らぐ本です。 ジャズをこよなく愛する人がジャズについて語ると こんなにおもしろいものができるのだと思いました。 チェット・ベーカー、チャーリー・パーカー、エリック・ドルフィー・・・。 総勢26人のジャズミュージシャンと彼等と一緒にいたバンドのメンバーやら プロデューサの姿がが村上春樹の文章によって語られます。... 続きを読む »
ひょうひょうとした和田の絵と村上春樹の文章からジャズが聞こえてくる.ただちょっと古い人ばかりなのが難点.
僕がジャズメンを知る上で、とってもお世話になった一冊。和田さんの「特徴がよく出た」絵と村上さんの「ひどく個人的な文章」が一緒になっています。その人の中での印象が反映されているので(特に文章の方が)、でもジャズを聴いた時に感じる他の音楽とは違うものが、本を読んで、見て、感じられます。小説とか、タバコの煙とか、お酒とか、そういうのすべてがいい意味で似合うのがジャズだなって気がしますね。
ジャズを聴くと『ポートレイト・イン・ジャズ』が読みたくなるし、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読むとジャズを聴きたくなる。そんな本です。 というのも、久し振りにセロニアス・モンクを聴いていて、またこの本を読み返したからです。 様々なジャズ・ミュージシャンが、村上春樹の文章によって、和田誠のイラストと共に彩られていく本書ですが、大好きなセロニアス・モンクについての文章をちょっと引用してみ... 続きを読む »

和田誠さんが文章も書いてくれれば、と思ってしまいました。





