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- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101033129
感想・レビュー・書評
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久々に島田さんの作品。
世界三大肖像画、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヶ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか誰も知らない。歴史すら覚えていない。残ったのは謎、謎、謎・・・。
自分は歴史にはものすごく疎いんですがそれでもうまく謎が提示されていてわかりやすく読めました。
ストーリーがミステリというよりかは主役(?)の写楽の存在そのものがミステリであり、事件らしい事件はとりあえず上巻では起きません。
さて下巻では200年を超える謎にどう終止符を打つのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史ミステリー。知的好奇心をくすぐられる内容だが、説明が多い感じもする。題材の割には面白いが、現代ミステリーほどのテンポの良さがない。