- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101069241
感想・レビュー・書評
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住みなれた浅草に別れを告げ、三浦半島の港町・三崎へと発作的に引越したのが2001年。買物かごを提げて毎夕おつかいにでかけ、おいしい魚、おいしい野菜を丁寧簡単に料理して食べる日々が始まった。三償の人たちとの親戚みたいなつきあいと、間近に海を望む暮らしから、じっくり練られたいくつもの作品が誕生した。ごはんの話と創作秘話が一体となった人気のネット連載ついに文庫化。
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正しく食べて創作する。その繰り返し。
(20070525) -
作者の日々の雑事と食事内容を綴ったエッセイ。
ゆっくりとした文章がなんかいい。
色々な魚が美味しそうに調理されていて、料理心をくすぐる。
がたぴしな身体を抱え、よろよろ締め切りに立ち向かっていく姿に変に感情移入してしまった。同じく自由業だし、同じ喘息とアレルギーを抱えてるし。
今度作者の小説も読んでみようと思う。 -
いしいさん大好きになりました。しみじみほのぼのとした生活とお人柄。毎日食べているものを記しているだけで(それだけではないけれど)、なんでこんなに面白いんだろう。引き込まれて読みました。穏やかな心境が素敵で、こんな生活してみたい。本当に心からお魚たちがおいしそうなのです。魚たべたい!!<br>
2007/04/01読了 -
日記おもしろい
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いしいしんじ好き
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あたたかくおもしろい。
おいしそうで楽しい。
日常がこうあってほしい。 -
文句なく好き
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タイトル通りの日記。三崎に越してから魚が主食。隣近所と家族ぐるみで仲良し。仕事中に子どもが走り回ってても気にしないなんて凄い。人柄なんだろうなぁ。いしいさんの周りにはたくさん人が集まるようだ。
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じわじわ効いてくる。
そういえば油壺はきれいだった。
読後、武田百合子の「富士日記」が異様に読みたくなった。