楽隊のうさぎ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.23
  • (80)
  • (183)
  • (413)
  • (97)
  • (31)
本棚登録 : 2654
感想 : 255
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101072319

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何も問題が無く過ぎてしまった感じで物足りない気がしたなあ

    でも吹奏楽のリアルな感じが伝わってきて好きでした

  • 現役時代は勢いで読めたんだけど、再読したら思いの外自分には合わない文章だったらしい。時間かかってしまった。若さってすげぇ。

    面白いけど、パンチ足らないな。みたいな。

  • 読んでいると演奏が確かに聴こえたし
    読み終わっても音楽がいつまでも耳に残った。

  • 山場の無い小説だったなあ、と。
    文学作品的には良いのでしょうけれども、何となくいじめ?問題もスコン、って拍子抜けする感じに終わっちゃった気がして何とも全体的に盛り上がりに欠けました。
    読み易くはありましたので、まあ、リアルに吹奏楽を遣ってる子だとかだと解る解る、みたいな風に読めるんじゃないでしょうかね。

  • どうやら一昨年のセンター試験に使われていたようで。

  • この話に憧れてブラバンに入ったら痛い目を見るぞ、という作品。

    主人公と同じパーカッション経験者としては、著者はちゃんと取材に行ったのかしら?という印象。
    パーカスは指にスティックだこが出来たり、まめが潰れたり、木管は練習のしすぎで唇の裏が切れたり、金管は唇が腫れたり、そういう苦労もあるんです。
    そういう話は一切なしに『練習頑張ったから全国いけました~♪』という雰囲気が強かった。

    終盤のベンちゃんはかっこよかったけど、登場人物も多いのにあだなや本名を入り乱れて使うのもかなり読みづらかった。
    終わり方も『え?これで終わり?』という感じ。

    …てなわけで、星ふたつ。

  • 「ベンちゃん、クレイジーだから。」

    物語後半からの顧問の森勉先生の格好良さが
    半端じゃありませんでした。
    主人公の克久君も青春小説の主人公にはあまり似つかわしくない
    キャラが素敵でした。

  • 中盤ぐらいまでは、正直、読みづらかった。が、最後の演奏部分は、すごい。体が動く。

  • 2011/12

  • センター試験で出題されてから気になっていた小説。心情描写にうさぎを使うというのが面白いと思う。

全255件中 111 - 120件を表示

著者プロフィール

中沢けい(監修)
1959年神奈川県横浜市生まれ。小説家。法政大学文学部日本文学科教授。一般社団法人K-BOOK 振興会代表理事。明治大学政治経済学部卒業。1978年第21回群像新人賞を『海を感じる時』で受賞。1985年第7回野間新人賞を『水平線上にて』で受賞。
代表作に『女ともだち』『楽隊のうさぎ』『月の桂』などがある。

「2021年 『茶をうたう 朝鮮半島のお茶文化千年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中沢けいの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×