悪魔のいる天国 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.69
  • (206)
  • (309)
  • (415)
  • (40)
  • (5)
本棚登録 : 3892
感想 : 201
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098067

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 特に好きなお話は「肩の上の秘書」「薄暗い星で」。

    話を題材にした絵を描きたくなる。
    読む人によって描くイメージは違うんだろう。

    「肩の上の秘書」は読んだことがあった気がした。
    他のに載ってたかな〜

  • イメージで高速に読んだけど3日くらいかかった。宇宙を題材にしたのが多くていろいろ想像しました。夢があるなぁ。

  • まず、最初の1編をよんで、衝撃をうけ、どんどんハマっていった。フィクションのようにも読めるけど、どこか読者にこれが本当であるように伝えてくる。良かった。

  • 去年の新潮限定カバーだった『未来いそっぷ』に続き、今年も限定カバー。緑の表紙と帯のイラストがマッチしていて素敵。
    『未来いそっぷ』よりもこちらのほうが、反ユートピア的な影が色濃い気がします。
    「ピーターパンの島」の最後で、子どもたちに鉄砲やナイフが渡されますが、なんとなくゴールディングの『蝿の王』的展開を予想してぞっとしました。
    小学生くらいの子に読ませてどんな反応するのかみてみたい。

  • たのしい!
    ほんとたのしい!!
    風刺的なのにちっとも嫌みたらしくなくて、軽快。
    本当に素晴らしい。

    12.08.09

  • シニカル。
    夏休みの宿題のお供に。

  • 星先生の小説は短くてとても読みやすい。
    夜寝る前に1話ずつ、ゆっくり理解しながら読みました。

    お気に入りの話は『契約者』。退屈な悪魔が二人の人間と契約するお話です。
    実は私、悪魔というのは冷酷で、残虐なイメージはあまりなく、面白く、たまにびっくりするようなイタズラをする子どものような印象があるのです。このお話の悪魔は、なんとも無邪気なタッチで描かれ、かわいそうな結果になっています。

    不思議な後味を抱いて眠りにつくのは、とても気持がいい。久しぶりの読書でした。

  • 宇宙と科学とちょっとロマンス。
    安定した作風。

  • 新しいカバーデザインが目について買った。
    星新一の名前だけは知っていた。教科書に載っていたおみやげが印象的だったから。

    当時は教訓的なお話としか受け止めていなかったが、今改めて読むと「人間なんてこんなもんだぜ」という受け止め方になる(笑)

    まさに、「悪魔のいる天国」だ。

  • 36編からなるショートショート。
    全体的にぞわっとなる話が多かった。

全201件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

星新一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×