アラスカ物語 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122212

感想・レビュー・書評

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  • これぞ漢の中の漢。凄すぎて言葉にならない。昔の人は偉かった。

  • 実在した主人公フランク安田を尊敬したと同時に入念な取材を行い本書を書き上げた作者にも敬意を表したい。

  • フランク安田の生涯を描いた伝記であり、アラスカにおける白人の環境破壊や略奪行為を断罪する書であり、エスキモーの文化と日本人の精神性を描くことで西欧文化に対するアンチテーゼとした文化比較論であり、人間のすばらしさを描いた人類賛歌の書である。

  • 人生は旅だ、ということで(カテゴリ)。いやーすごい人だ、フランク安田。新田次郎の小説、初めて読んだけど好み。

  • 東北地方出身で渡米し、アラスカに行き着き、アラスカ・ネイティブ・アメリカンのある部族の長となったフランク安田の話。こんな日本人も居たんだなと思いつつ、アラスカ旅行時にアラスカ在住のツアーガイドに振ってみたものの、フランク安田の話は先日初めて聞いたばかりだとの事。現地ではあんまり有名じゃないのかな。

  • に-2-21

  • 初新田次郎作品。
    出会えてよかった・・。
    厳しい生活の中にも人としての尊厳を忘れず謙虚にしかし力強く生きたひとりの男の人生は、わたしにたくさんのことを問いかけ、読みながらにして考えさせられた。

  • 尊敬すべき人物の話。

  • 期待に胸を膨らまして読み始めたからか、それ程面白いとは思えなかった。著者の創作部分がかなり多いだろうなぁと思ってしまう。でも、一応これでアラスカに住んでいるくせに、アラスカ物語を読んでいない、という事態は避けられるわけですな。

  • 〔未読〕

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著者プロフィール

新田次郎
一九一二年、長野県上諏訪生まれ。無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。五六年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、七四年『武田信玄』等で吉川英治文学賞を受ける。八〇年、死去。その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。

「2022年 『まぼろしの軍師 新田次郎歴史短篇選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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