- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101133034
感想・レビュー・書評
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こういうリーダーが必要だ
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渋沢栄一の生涯を追った小説。日本経済のまさに礎を築いた人の志・思考が知りたくて読了。興味深かったのは信じる理想に対して徹底的に結果を求める”老練”さ。時代や環境のせいにせず、自分の求める結果を得るために状況を変えていく、そういう仕事に仕方を徹底した人なんだと強く感じた
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岩田(@ganchanxxx)のおすすめ。
三井・岩崎(三菱)・住友・古川・大倉などの大財閥の一族に伍す大財界人、渋沢栄一の伝記。
百姓から志を抱いて立身出世していく渋沢の現実主義ぶりに惹かれます。
-my bookdarts-
貴賤貧富の別なく、人間には物事のけじめが肝要だ。最初のところをおろそかにすると、万事に気がゆるむことになる。ずるずると、奢侈の気持ちがひろがって行く。こういうのを、奢侈の漸というのじゃ。
妙なこだわりをいつまでも持ち続けない。理想は抱きながらも、その段階段階に応じて、最高の生き方を選んで行く。その意味で、栄一はあくまで現実主義者であった。
「人間、どうせ一度死ねば、二度とは死なんからな」
「精神だけではあきたりぬ。実が伴わねばうそだ」というのが、その後、栄一の一生を貫く態度になった。栄一は、いつも、方法を、効果を、問題にした。 -
渋沢栄一は江戸時代末期の武州血洗島(現在の埼玉県深谷市)に農夫の息子として誕生。倒幕攘夷の気風に右往左往しながらも一命をとりとめ、試行錯誤の中で自身の生きる能力を培い欧州視察の機会を得ます。フランス滞在中に大政奉還が行なわれ、帰国後は自身の経歴と人の縁から活躍の舞台を勝ち取っていく姿が...
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渋沢栄一。
●2018/4/28 再読
まったくストーリー、覚えてなかった。笑 -
幕末がメイン、主人公の若き日を知る事が出来る。
ただ、一般的な幕末の話とは違い、幕末モノとしてはイマイチ。
後半から徐々に明治に大活躍した主人公の話になり下巻に期待。 -
"設立し関係した企業五百,同じく関係した公共・社会事業六百"といわれる日本最強の建白鬼,渋沢栄一の伝記.
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感想は下巻に
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城山三郎による渋沢栄一伝。淡々と事実が書かれているのかなと思ったら良い意味で裏切られた☆非常に面白い。渋沢栄一以外の人物も上手く書かれていました。15代将軍とか。下巻も楽しみです。
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渋沢栄一の伝記。攘夷に燃える若者だったとは知らなかった。
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生涯に設立に関わった事業の数は約500、キリンビール、みずほ銀行・・・日本が誇る実業家である渋沢栄一の生涯をつづった本。晩年は慈善事業など、公益のためにつくした。その功績が認められ、百姓出身にもかかわらず子爵を与えられている。著者は、経済小説の第一人者である城山三郎。
(小谷) -
お勧め。若い人にこそ勧めたい。
江戸末期と、維新、明治がつながります。
加えて、竜馬や西郷さん、他の維新の志士たちに
関する書籍も読みたくなること必須。
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明治財界の巨人渋沢栄一の伝記小説。過激攘夷派から一橋家臣、大蔵官僚、そして財界のリーダーへ。渋沢自身を追いかける物語もテンポよく、非常に面白く読ませるが、渋沢が関わっていくリーダーたち、慶喜、西郷、大久保、大隈・・・の個性がくっきりと描かれていて、それも楽しかった。
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未読
購入済み -
“渋沢栄一”という人物について人に薦められての1冊。スピード感のある展開にとても満足。
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滝田さんが主役の渋沢栄一役で出演したTVドラマの原作本です。渋沢本人とはずいぶんイメージが違いましたが、骨太の良いドラマでした。