- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101156408
感想・レビュー・書評
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【読了メモ】あ、あ…三成ぃ…。
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2017.3.15
関ヶ原。島津の敵中突破。井伊直政の執念。桜田門外の変。面白い。 -
7巻は一冊丸々関ケ原の戦い。
勝利した東軍の武将たちへの論功行賞、西軍の武将の処罰までを丁寧に描く。
真田昌幸・幸村父子、信幸の出番が少なく寂しい。
【名文引用】
人の世は、何処まで行っても合理を見つけ出すことが不可能なのだ。合理は存在していても、人間という生物が、
「不合理に出来ている……」
のだから、どうしようもないのだ。(新潮文庫、p127) -
やっぱり西軍には核となる人物がいなかったんだなぁ。
戦意のない人物が大将に担がれても、担いだ人間にまとめる力がなくては如何ともしがたいよね。
それにしても分からないのが、真田の「草の者」たちの動き。一発大逆転というか起死回生の一手ということなんだろうけど、なぜその手にでるのかがどうしても分からないんだなぁ。 -
草の者たちは、こんなことまでしていたのか!!
つぎつぎと命を落としていく者。深い傷を負ったお江。
そう思うと、関ヶ原前後の真田父子はおとなしかった。
石田三成のぐだぐだした戦略に、士気が下がりばらばらになる西軍。
ひとまず大きな山を越えたか? -
勝敗は時の運