真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156439

感想・レビュー・書評

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  • さて、そろそろ本気をだすかな

  • いよいよ大坂冬の陣。
    ここでの活躍によってやっと幸村の武名が天下に聞こえるようになります。
    幸村が心底格好良いです。

  • 家康が豊臣方を開戦に追い込むのを見てとった幸村は密かに九度山を脱出し、大坂城へ入った。大坂入城を果たした幸村は真田丸と名づけた小さな砦を設け、これに拠って徳川軍を散々に打ちすえ、武名を初めて天下に轟かせた。ここぞという佐平次の行動力に思わず目が潤みました。

  • い−16−43

  • 96年20刷本

  • 武田信玄・上杉謙信滅亡後の信長、秀吉、家康の時代がよく分かります。

  • 21歳のときに読んだ本。
    時代物をきちんと読んだのはこれが初めてでしたが、サラサラと読めたので、
    女の人にもおすすめです。

  • 真田の忍びの活躍が壮絶でそれでいて人というものを生々しく描き出している作品。<br>
    颯爽と往く真田幸村の姿はかっこよすぎる!!

  • 鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。

    この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。

    全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。

    物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比興の者とまで言われても使える相手を変え、家を存続させたのかがよくわかり、真田家に関する教科書にもなる内容ですので真田家に興味がある方は是非お読みください。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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