剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157368

感想・レビュー・書評

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  • 2008/11完讀

  • 00.1.1

  • 秋山大治郎のことを思いながら夕暮れの根岸の里を歩んでいた佐々木三冬は、背中を斬られて逃げてきた女に小さな品物を託される。それが密貿易に係わるものだったため、三冬はその一味から狙われ、捕らわれて地下蔵に押し込められる。鬼神のごとくなって探し回った大治郎が奇蹟的に三冬を救出すると、父・田沼意次は、いきなり三冬を嫁にもらってくれと頼むのだった。シリーズ第6弾。

  • 2009/10/17
    ついに結婚!
    結婚のきっかけとなった事件はかなりトキメキます。
    あー心配されたい。
    大治郎がかっこよすぎてますます三冬が嫌いになります。
    嫉妬です。
    今回は大治郎大活躍でした。

  • とうとう三冬と大治郎が夫婦に−!
    女としての柔らかさを持つようになった三冬、そして惹かれ合うくせに互いに近づけない朴念仁な大治郎。本巻でも小兵衛大先生が大活躍。そして毎回食べ物の描写が美味しそうです…!!

  • 読書完了日2008年02月25日。ついに二人が結婚ー!ドンドン☆パフパフ〜♪巻を増す度冴え渡る白刃、紅く染まるは誰の血か。どんどん大さんが小兵衛さんに似てくるような…そしてますます大さんは強くなってきているような気がします。

  • 中学校時代から何度も読み続けている池波正太郎もの。
    たぶん一番最初に読んだのがこのシリーズ。
    食べ物に対する興味も、江戸時代の言葉、作法も全てこれで覚えた。
    読まないと人生損だぜ。
    同じ時期から池波正太郎が好きだった人を人だけ知っている。

  • 池波正太郎さんの本はどれを読んでもおもしろいのですが、その中でも剣客商売、その中でもこの間が私のお気に入り。

  • 剣客商売シリーズ中で一番これが好きですねー。<br>
    男性のようだった三冬様と朴念仁の大治郎がようやく…!という巻。<br>
    いままで二人の触れるか触れないかという気持ちのやりとりにヤキモキしていた読み手もやっと一息(笑)。<br>
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  • 秋山大治郎のことを思いながら夕暮れの根岸の里を歩んでいた佐々木三冬は、背中を斬られて逃げてきた女に小さな品物を託される。それが密貿易に係わるものだったため、三冬はその一味から狙われ、捕らわれて地下蔵に押し込められる。鬼神のごとくなって探し回った大治郎が奇蹟的に三冬を救出すると、父・田沼意次は、いきなり三冬を嫁にもらってくれと頼むのだった。シリーズ第6弾。
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50501664.html

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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