剣客商売 七 隠れ簑 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157375

感想・レビュー・書評

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  • ずっと一貫して安心して読み進めていける池波ブランド。ここ3ヶ月くらいの間に1巻から12巻まで4、5回も読み返してしまったので、さすがに飽きてはいたのだけどもね。。。

  • 一遍一遍のクオリティが

  • 正義の味方なのだが、退屈しのぎに腕を斬り落としたり、鼻を落としたり。過去に悪事を働いたにしろ、訳も無く他人に斬りつけられるのでは反省もできない。7巻まで読み進め、若干飽きがきだした。10.11.21

  • ・9/10 読了.一遍一遍が短いので合間に読むには丁度いい.ついつい読んでしまう.

  • 2008/12完讀

  • 春愁
    徳どん、逃げろ
    隠れ蓑
    梅雨の柚の花
    大江戸ゆばり組
    越後屋騒ぎ
    決闘・高田の馬場

  • 2009/11/5
    日付は適当。大分前に読み終わってここに入れるの忘れてた。
    ってかサボってた。
    いつも通り面白かったと思う。

  • 実は、剣客シリーズ中、この巻が、
    私の中では一番好きかもしれない。

    表題作の「隠れ蓑」は実に渋くて味のある秀作。
    それから「徳どん、逃げろ」はその名の通り、
    私のお気に入りキャラ傘屋の徳次郎こと傘徳に
    スポットライトがあてられた作品。

    「隠れ蓑」にしても「徳どん」にしても、
    登場人物達が辿った数奇な運命、
    そして静かに隠されていた「真実」が明らかになるラストが、
    とても切なくて哀しい。

    最後の作品「決闘・高田の馬場」は、
    そんな物悲しい気持ちを救ってくれるのかのように、
    秋山父子の活躍により小兵衛の愛弟子の危急が救われ、
    なんとも愉快で気分爽快な終わり方をする。

    私は、シリーズ第七作目にあたるこの巻を読むと、
    「ああ、剣客シリーズって面白いな。」と
    その良さを実感、再確認することが多いような気がする。

  • 先月はミシマ月間でしたが、今月は池波月間のようです。面白すぎて一気に読めてしまいます。ハイ、次行きます。

  • 読書完了日2008年02月27日。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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